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祖父母殺害 逮捕の高校生「通行人殺すことも考えた」
12月28日 10時30分

千葉県君津市で17歳の男子高校生が祖父母を殺したと警察に自首し、殺人の疑いで逮捕された事件で、男子高校生は「通行人を殺すことも考えたが、逃げられるかもしれないと思い、身内にしようと考えた」と供述していることが、警察への取材で分かりました。
この事件は26日の夕方、千葉県君津市に住む17歳の高校2年の男子生徒が「おじいちゃんとおばあちゃんを殺した」と君津警察署に自首し、市内の住宅から男子生徒の67歳の祖父と64歳の祖母が遺体で見つかったものです。男子生徒は祖母に対する殺人の疑いで、27日に警察に逮捕され、28日午前、千葉地方検察庁に送られました。
警察のこれまでの調べに対し、男子生徒は「学校の友人関係でストレスを感じていて、ストレスを解消しようと人を殺すことを思いついた。殺すのは誰でもよかった。祖父母に恨みはなかった」と供述していますが、その後の調べで「通行人を殺すことも考えたが、逃げられるかもしれないと思い、身内にしようと考えた」と供述していることが新たに分かりました。
男子生徒は事件について、「今思えば大変なことをしてしまったと後悔しています」と話しているということです。警察は詳しい動機や事件のいきさつについて、さらに調べを進めることにしています。

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