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観客ゼロなら終了…島根の劇団が365日公演挑戦中

劇団ハタチ族が挑戦している「365日公演」=島根県雲南市木次町里方のチェリヴァホールで2015年12月21日午後9時、曽根田和久撮影

 島根県雲南市を拠点に活動する「劇団ハタチ族」が元日から「365日公演」に挑戦中だ。人口約4万人の市で「都会のように毎日芝居が見られる環境を」と西藤将人代表(32)が発案した。

     地元ホールのロビーに舞台を設置。ホールで別の公演がある日だけは休むが、「観客がゼロになったら終了」と決め、約40の演目を9人の劇団員で演じ続けてきた。

     観客3人の危機もあったが、客は徐々に増えた。千秋楽となる31日はロビーでなく465席のホールを予約した。神々の国で「演劇の神」もほほ笑むはずだ。【曽根田和久】

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