東京 池袋駅前で観光バスが炎上

12月28日 9時20分

２８日午前、東京・豊島区の池袋駅近くの路上で、停車していた観光バスから火が出て燃え上がりましたが、けが人はいないということです。

東京消防庁によりますと、２８日午前８時４５分ごろ、東京・豊島区の池袋駅近くの路上で停車していた観光バスから火が出ました。消防車７台が出て消火活動に当たり、火はおよそ３０分後にほぼ消し止められました。
警察によりますと、出火当時、バスに乗客はおらず、乗っていた運転手にもけがはないということです。これまでの調べによりますと、運転手は電気系統のトラブルで出火した可能性があると話しているということで、警察と消防が火が出た原因を調べています。
炎上したのは、千葉県木更津市にある「房総エキスプレスホールディングス」が運行する観光バスで、企業の送迎に使う予定でしたが、車内に乗客はまだ乗っていなかったということです。
現場の向かいにある会社でバスが燃える様子を目撃していたという男性は、「午前８時５０分ごろに路上に駐車していたバスから煙が上がり、その後、激しい炎が立ち上った。一帯に黒い煙が広がって、一時は騒然としたものの消防車がすぐに消し止めたようだ」と話していました。