障がい者とアーティストによる即興音楽プロジェクト
寄付募集金額
なんのために?
音で色々な遊びを試す、貴重な場です。知的な障がいのある人にとって、自由に音で表現することを楽しみ、さらに文化を担う存在となる機会は限られています。また、音楽家や舞踏家などのアーティストにとって、多様な価値観や表現方法を持つ人と交流できる場を探すことは容易ではありません。 知的な障がいのある人とアーティストが、枠にとらわれない表現を追求する活動の支援をお願いします。
なにをする?
・月に2回、音楽ワークショップを行います・プロのアーティストを招聘し、新しい表現を一緒に考えます
・広く一般の方を対象に公開ワークショップを行います
寄付金額のイメージ
・10,000円のご寄付でアーティスト数名に交通費を支払えます
・25,000円のご寄付で20名を対象に公開ワークショップができます
大切にしていること(団体の強み)
私たちは、障がいのある人とない人の、支援する/される、教える/教えられるという関係ではない、バンドメンバーとしての関係性を大切にしています。多様な価値観を持つ人が、互いに楽しみながら即興演奏を通して驚きの表現を生み出し続けられるよう、活動しています。
今後のビジョン
まずは、活動を継続できるように運営方法を整えて行きたいと考えています。また、こうした活動を続けることによって、ボトム・アップの方法で地域の福祉・文化の発展に寄与できることを願っています。日本の福祉制度や文化予算は、欧米と比較すると格段の差があり、障がいのある人が文化活動に参加できるようにより豊かな社会を目指す必要があると考えています。文化には、障がいに関する観念的な境界を自由な発想で軽々と乗り越えられる可能性があります。多方面との連携を模索しながら、様々な人が音楽の楽しさに触れることのできる機会を拡大してきたいと考えています。
担当者メッセージ
活動開始より早くも10周年を迎えました。月2回のワークショップをベースに、国内外の様々なステージで披露してきました。障がい者、音楽療法家、ミュージシャン、舞踏家、学生など様々な人たちがこれからも共に活動していく為の資金を必要としています。
(担当:戎 美貴さん)
応援しています!
音遊びの会との出会いが、わたしのその後の音楽人生を大きく変えるきっかけとなりました。“あまちゃん”の音楽だって、この活動がなければ、全然違うものになっていたかもしれませんし、震災後の福島での活動もなかったかもしれません。音遊びの会の活動が、この先の未来を作って行くにわたって多くのみなさんにとっても大きな意味と示唆を持つと考えています。どうか音遊びの会に継続的な支援をお願いします。
(音楽家;大友 良英氏)
音遊びの会は、知的障害者と地域の音楽家などのアーティストが共にパフォーマンスを創作する場を提供している団体で、知的障害者が活動を発表し参加する機会が限られている現状から、その機会を提供している意義は大きいものです。知的障害者とアーティストが共に即興演奏を楽しめる場所と楽器を用意し、自由に表現を模索するように工夫した運営がなされていますが、そのために月に2度のワークショップを行い、即興音楽の豊な表現が開拓される場となっています。共感寄付によって与えられる寄付を用いて、2015年に24回のワークショップを実施し、この事業の継続を図りたいとするもので、この機会を通して、障害者のみならず多くの人々が文化を育てる喜びと楽しさを味わっていただきたいと願うものです。
(公益財団法人 神戸YMCA総主事 水野雄二氏)
団体基礎情報
団体名 | 音遊びの会 |
---|---|
メールアドレス | otoasobinokai@gmail.com |