実家でのクリスマスパーティー
先日、実家でクリスマスパーティーをしました。
夫が単身赴任して以来、実家では私の独り身を案じて、パーティーに誘ってくれます。
そして、小学生の甥っ子を交えて、私も小さい頃からそうしてきたように「始まりの言葉」でパーティーを始め、ケーキを食べるときには全員で歌をうたい、プレゼント交換をします。
父からの贈り物
父がくれたもの。
それは、SK-Ⅱの化粧品でした。
仕事に忙しくてお手入れもサボりがちだった私に、「たまには良いでしょ」と照れながら差し出す父、66歳。
厳格だった父とは思春期なんて殆ど言葉を交わさずに避けていたけれど、年々穏やかに、そして少し小さく感じる父。
買うとき悩んだろうなぁとか、ショップで買うところとかを想像したら、泣きそうになりました。
家族の配慮
気付けば、父に限らず私への贈り物はみな消耗品でした。TVのミニマリスト特集の話をしたのをきっかけに、モノを減らしてると知っていたのです。
妹:「ミニマリさんには消耗品がイイって調べたんだぁ」
私:「ミニマリさんって…w そうね、ありがとう!」
贈り物のチカラ
今回感じた、贈り物のパワー。そこには家族の思いやりが詰まっていました。化粧品を使い切っても、この想い出は記憶に残っていくと確信できます。
世の中には「モノでなくても、気持ちだけで十分」ということも沢山あるけれど「モノを通してその背景から強く伝わるコトがある」と改めて感じました。
私の父への贈り物は図書券でしたが、次は父を泣かせるつもりで真剣に贈り物を探そう。そう思えた、素敵なクリスマスになりました。