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ノロなど感染性胃腸炎、関東の全都県で増加- 東京などの一部地域で警報値上回る | 医療介護CBnews

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2015年12月27日 12時00分

ノロなど感染性胃腸炎、関東の全都県で増加- 東京などの一部地域で警報値上回る


 ノロウイルスなどの感染によって嘔吐や下痢といった症状を伴う感染性胃腸炎の患者報告数が、関東地方の全都県で前週を上回ったことが14日から20日までの週の患者報告で分かった。東京と神奈川、埼玉の一部地域で警報基準値を超過。関東で最も患者数が多かった東京都は「報告数は増加が続いている」として警戒を強めている。【新井哉】


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 14日から20日までの週の小児科定点医療機関当たりの患者報告数は、東京で前週比6%増の15.16人、神奈川で6%増の14.95人、埼玉で11%増の12.52人、群馬で15%増の11.8人、千葉で6%増の10.23人、茨城で14%増の7.65人、栃木で15%増の5.17人となった。

 3週連続で増えた東京都では、江東区保健所管内で警報基準値の20.0人の1.5倍超の31.56人を記録したほか、荒川区(24.5人)と町田市(22.29人)の保健所管内でも警報基準値を超過。埼玉県の熊谷(26.44人)と神奈川県の厚木(20.27人)の保健所管内でも警報基準を上回った。

 感染性胃腸炎は、ほとんどがノロウイルスやロタウイルスなどが原因とされている。患者との接触に加え、嘔吐物や便を介して感染するため、予防には手洗いの励行や、嘔吐物などの適切な処理が求められている。


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