医療介護ニュース > 医療・看護
ノロなど感染性胃腸炎、関東の全都県で増加- 東京などの一部地域で警報値上回る
ノロウイルスなどの感染によって嘔吐や下痢といった症状を伴う感染性胃腸炎の患者報告数が、関東地方の全都県で前週を上回ったことが14日から20日までの週の患者報告で分かった。東京と神奈川、埼玉の一部地域で警報基準値を超過。関東で最も患者数が多かった東京都は「報告数は増加が続いている」として警戒を強めている。【新井哉】
【関連記事】
インフル集団発生、病院や施設でどう対処?(2015/01/13)
認知症患者が結核排菌、院内徘徊で集団感染(2014/06/11)
セレウス菌感染症を防げ! 国がんに学ぶ(2014/05/14)
院内感染による損失を考える(2015/08/07)
起因菌同定前に抗MRSA剤投与義務を認定(2014/02/26)
14日から20日までの週の小児科定点医療機関当たりの患者報告数は、東京で前週比6%増の15.16人、神奈川で6%増の14.95人、埼玉で11%増の12.52人、群馬で15%増の11.8人、千葉で6%増の10.23人、茨城で14%増の7.65人、栃木で15%増の5.17人となった。
3週連続で増えた東京都では、江東区保健所管内で警報基準値の20.0人の1.5倍超の31.56人を記録したほか、荒川区(24.5人)と町田市(22.29人)の保健所管内でも警報基準値を超過。埼玉県の熊谷(26.44人)と神奈川県の厚木(20.27人)の保健所管内でも警報基準を上回った。
感染性胃腸炎は、ほとんどがノロウイルスやロタウイルスなどが原因とされている。患者との接触に加え、嘔吐物や便を介して感染するため、予防には手洗いの励行や、嘔吐物などの適切な処理が求められている。
医療経営CBnewsマネジメントはこちら
医療業界従事者必須!CBニュースの会員様限定サービスのご案内
医療業界の「最前線」を知る
専属の記者が医療介護業界の発展に役立つ記事を配信
無駄のない、情報収集を
メルマガ配信サービス
情報を整理し、活用する
キーワードアラート機能、スクラップブック機能
上記のサービスは会員登録していただけると無料でご利用いただけます。
CBニュースからのお知らせ
年末年始休暇のお知らせ
株式会社CBnewsは、12月29日(火)から新年1月3日(日)まで、
通常業務をお休みさせていただきます。
お問合せへの対応は、4日(月)からとなりますのでご了承ください。
CBnews会員ログイン
アクセスランキング
※みんなが読んでる!最新の日別アクセスランキング
医療・看護カテゴリランキング
タイアップ記事
この記事にはまだコメントがありません、コメントを投稿しませんか?
既に会員登録をされている方
ログインしてコメントを書く
会員登録がお済みでない方
完全無料 CBニュース会員登録