YunitのTADAです。
12月23日の祝日に、産業技術高専品川キャンパスにてRCJJ関東ブロック大会が開催されました。
自分はサッカーBオープンリーグに、チーム名”Yunit”で参加しました。 
自分の参加したサッカーBオープンリーグの対戦結果です。
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2試合とも、相手と差を付けて勝利する事が出来ました。
今回、出場したロボットは、世界大会に出場したライトウェイト規格のマシンなのですが、1台を完全にバラバラにしてしまって戻す時間が無かったため、1台のみ組み直して参加する事になりました。

さて、新しいロボットはと言うと、関東ブロック大会には全然間に合いませんでした。はるばる京都からスタッフに来てくれたKaiくん、どうせなら新しいロボット見たかったと思います…ゴメンナサイ(´・ω・`)…。
日本大会までにしっかり作りたいと思います!


さて、こちらはサッカーBライトウェイトの様子。
青陣側が、チーム名”NANO”、今年産技RRCに入ってきた一年生のチームです。彼らは関東ブロック2位ということで、日本大会出場が決まると思います。
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チーム”NANO”のメンバー4人は、チーム入りしてきた段階では誰もロボット製作の経験が無く、正直ここまで育てるのにはなかなか苦労がありました。短期的な結果を求めても限界があるため、とにかく時間をかけて基礎から教え込む必要があったからです。
 ただ、今年彼らの指導に全力を注いでみて、自分としても得られるものが大きかったと思います。今後彼らに後輩ができた時に、彼らに伝えた技術が継承されていけば良いなぁと個人的に願っています(笑)

さて、Twitter等見て下さっている方は分かると思いますが、天板がクリアーで、ダイセンの緑ツブツブオムニが付いているロボットは、僕がハードウェアの大部分を設計してます。
もう片方は、後輩たちがゼロから完全自作したロボット、詳細UPしてほしいなぁ…と思っているのですが、実現するでしょうか??

僕が設計した方のロボットは、「CNC禁止・コアレスモーター禁止・なるべく低予算で勝てるロボットを作ろう」というテーマで製作がスタートしたのですが、いざ完成して放っておいたら練習機→試合機になっていました。ただ、プログラミングには一切関わっていないので、何をどうやって動かしているのかは僕は知りません。

後輩チームのロボットに関与することについて、部活でやっている以上は先輩から後輩への干渉は避けられないと思っていますが、あまり干渉が行き過ぎてしまうとルール違反になってしまいますので注意が必要だと思います。(RCJのルールとして、他チームの関与は認めないとされていますが、運営からルールに関する指摘を受ける事はありませんでした)


さて、自分の方ですが
オープンリーグの試合が終わったあと、3位決定戦(Try^3 vs TRCP)が、”Try^3”のロボット故障により没収試合となってしまいました。
微妙な雰囲気で終わってしまいそうな所を、主審をしていたくるミラのお父さんが「エキシビションをやろう」と提案。突然TRCPの1on1が始まりました。僕はその時、ただ見ていたのですが、部活仲間に「乱入してこいよ」と言われ、その場のノリで乱入してしまいました(笑)
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TRCPは、去年の関東ブロックでブルボッコにされた思い出があります、どうやったらあんなに綺麗に動けるんだ?と思いながら、必死に動画を見て、制御理論を勉強していました。実は、あの日本大会の「白いマシン」は、TRCPの影響を大きく受けています。当時の目標は「TRCP並に綺麗に動ける」事でした。
エキシビジョンマッチ、短い時間でしたがとても楽しめました。
チームTRCPの皆さんと、主審のくるミラお父さん、スタッフの方々、ありがとうございました!


続いてはこちら、くるミラ(現チーム”れじすたんす”)との交流戦です。 

プライマリのチームとは思えない機動性です、本当に驚きました。
この交流戦を通して、ロボットの弱点を発見できたと報告頂きました、良かったです^^;

個人的に、Y字配置のラインセンサが未だに上手く制御できていなくて、正面から突入した角ラインを割ってしまいます…。同じくY字配置のチーム”Nitro”は、超音波センサの個数が多いので、確実な情報が得られるんでしょう。
何も考えずに真似すると痛い目見ますよ…(泣)
次はもう少し自分で考えて設計したいと思っています。


以上!
関東ブロック大会のレポートでした。
冬休み入りますが、体調管理しっかりしながら(早速風邪ひきましたが)日本大会に向けてロボットの進捗を進めていきたいと思います、ブログ更新もサボらないように頑張ります。では!