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『マッドマックス』、『ジュラシック』、『SW』・・・
今年は、レジェンドシリーズの新章がことごとく大成功をおさめた年として記憶されることになると思うが、『ロッキー』までもがそこに加わることとなるとは。
しかも、監督ライアン・クーグラーは本作で長編二作目の29歳!!
ありえねえとおもいつつ、よく考えればスタローンが第一作目を世に送り出したのと同い年なのである。
プロデューサー陣にガッツリ、まるで“チームクリード”のようにアーウィン・ウィンクラー等がついており、なによりもスタローンいるのだから、心強かったであろう。
残念なことに、本作までアーウィンと強力なチームを支えてきた、ロバート・チャートフは今年の6月に亡くなっている。
しかし、彼らの息子たちが新たにプロデューサーとして加わっており、作品の内容と制作現場が思いっきりリンクしているのも裏設定としての大きな楽しみどころであろう。
そして、肝心の出来栄えのほどは、ジャッキー・チェン版の『ベスト・キッド』以来の感動作であった。
アメリカ映画の本流である、父と息子の物語として『ロッキー』を素材に見事なドラマを紡ぎだしている。
『SW ep7』が若干心残りなのは、折角あのような設定なのだから、今後描かれていくだろうとはいえ、もう少しその部分を踏み込んで見せてほしかったというのがあったが、本作は十二分にアメリカ映画の魂を見せてくれる。
「雲(クラウド)ってなんだ?」というロッキーが、フィラデルフィアの古いボクシングジムの中に立っている姿を見るだけで、いいなあって思える。
ちょっと、『ハスラー2』でポール・ニューマンがトム・クルーズを昔馴染みのプールバーを連れまわすところを思い出させる。
それにしても、最強のサポートがあるとはいえ、こんなことを29歳の若造がやっちゃうんだから、なんか悔しい気もするね。
このやろう、って。
それだけ、素晴らしかったってことだけど。

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秋日和
秋日和
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