忘年会のシーズンですね。今月は飲み会が多く、懐事情が厳しくなっている人もいるのではないでしょうか。
そんなぼくたちの味方がファミリーレストランのサイゼリヤです。ぼくはサイゼリヤが大好きで、家の隣にあるので、週に1回以上は絶対に行っています。
そこで今日は、自称サイゼリヤ通のぼくが、初心者の方向けにサイゼリヤの豆知識を紹介します。
セットプチフォッカ付きミラノ風ドリアの罠
まずはみんな大好きなこのメニューからです。そうです、ミラノ風ドリアです。
ミラノ風ドリアだけで4種類もメニューがあることからもその人気が伺えます。
今回注目したいのは、右下の『セットプチフォッカ付きミラノ風ドリア』です。
プチフォッカの正式名称は『プチフォッカチオ』で、パンのような食べ物です。イタリア料理店のサイゼリヤでは、ライスの代わりにフォッカチオを注文する人も多いでしょう。
しかし、このメニューには罠があります。
ご覧のように、『セットプチフォッカ付きミラノ風ドリア』は『ミラノ風ドリア』に79円を追加で支払うことでプチフォッカが2個ついてくるというメニューです。
しかし、プチフォッカを単品で頼むと…
139円で4個ついてきます。
プチフォッカは単品で注文したほうが、1個あたり約5円お得ですね。
さらにお得なフォッカチオ
さて、ここまではメニューを見れば誰でも計算できるので、ご存知の方も多いでしょう。次に紹介するのはフォッカチオです。フォッカチオは、プチフォッカ4個分のサイズがある大きなパンです。
こちらがメニューです。おかしいですね。カロリーと塩分が書いていません。サイゼリヤのメニューのほとんどにカロリーと塩分が書かれているのになぜでしょうか。
お答えしましょう。プチフォッカはぼったくりだからです。
プチフォッカはフォッカチオより20円も高いですが、カロリーはどちらも214kcalです。同じサイズのフォッカチオを4分割しているだけで20円も高いのがプチフォッカです。
(もちろん成分は同じですから、カロリー=内容量と思っていただいて構いません。)
ここまでの内容をまとめると、以下のような表になります。
結構大きな差がありますね。
ミラノ風ドリアとフォッカチオを食べたくなった時はセットメニューに騙されず、『ミラノ風ドリア』と『フォッカチオ』をそれぞれ単品で頼みましょう。
シナモン付きならアイス乗せ
実はフォッカチオは、デザートでも利用されています。
シナモン風味のフォッカチオにアイスを乗せた『ミルクアイスのせシナモンフォッカチオ』です。フォッカチオ同様、アイスも単品で頼むことができます。
アイスを単品で頼むと199円、シナモンフォッカチオが169円、『ミルクアイスのせシナモンフォッカチオ』は319円なので、セットで買うと49円もお得です。
(実は『ミルクアイスのせシナモンフォッカチオ』はサイゼリヤファンが勝手に作っていたらメニューに昇格したという貴重な商品です。本社でメニューを企画しているところまで、しっかり現場の声が伝わっているのですね。)
さて、皆様の中にはシナモンがあまり好きではないという方もいらっしゃると思います。そういう場合は『シナモン抜き』を注文することができます。シナモン抜きの場合は『フォッカチオ』と『ミルクジェラート』の単品をそれぞれ頼むという扱いになります。
フォッカチオは119円、ミルクジェラートは199円で、合わせて318円です。これは『ミルクアイスのせシナモンフォッカチオ』より1円お得です。
『ミルクアイスのせシナモンフォッカチオ。シナモン抜きで。』と頼むと、単品で注文した扱いになりますが、お皿は別々にならず、ちゃんとフォッカチオの上にアイスが乗ってきます。
これをまとめると、以下のようになります。
シナモンフォッカチオを食べたい時は、せっかくなのでアイスを乗せたほうがお得ですね。
おまけ…季節のデザート
サイゼリヤには季節のデザートというメニューがあり、これにもフォッカチオが利用されています。
こちらが季節のデザートです。値段は369円なので、『ミルクアイスのせシナモンフォッカチオ』よりも50円高いですね。
上に乗っている部分の『チョコとオレンジのミルクジェラート』だけを切り出すと299円です。『チョコとオレンジのミルクジェラート』と『シナモンフォッカチオ』をそれぞれ単品で頼んだ方が1円お得ですね。
もちろん『チョコとオレンジのミルクジェラート』と『(普通の)フォッカチオ』を頼んで乗せるということもできます。色々組み合わせを考えて、自分好みのデザートを作りましょう。
(季節のデザートはこの他に、ラズベリーなどが乗っている場合もあります。名前の通り、季節によって変わります。)