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やその日記

サラリーマン生活に疲れきっている社会人3年目が奮闘する日記(ポロリはないよ)

利回り20パーセントの節税ができる? ~個人型確定拠出年金とは~

こんばんは。

 

モンスターハンタークロスにはまってブログの更新が滞っております。やそです。

もうすでに買って2週間ほどですが、40時間ぐらいプレイしてしまいました。完全に疲れ切っています。

それはともかく、今日は投資についての記事を書いてみました。

間違いなく知らない人は損をしているので、ぜひご覧ください。

 

 

現在、このままでは将来的に年金が破たんするということが叫ばれています。現在の公的年金制度は人口がどんどん増えていくことを前提に作られており、少子化の進む日本ではその前提が破たんしてしまっているのです。前提が破たんすれば目的も破たんする、何ともわかりやすい図式ですね。

 

そこで、現在、国は強制的に年金に加入させる方式(国民年金保険・厚生年金保険)に代わり個人が独自に自らの意思に基づき資産を積み立て老後に備えるように方向づけしています。自分で投資して儲けて老後に備えてね、ということです。

 

 

国が税金面で優遇を行い、国民を方向付けている物として、自分でやる年金、個人型確定拠出年金(個人型401K・個人型DC)等と呼ばれているものがあるのをご存知でしょうか?

 

大きな特徴としては、掛金が全額所得控除になることです。

所得控除の説明をしましょう。まず、次の式をご覧ください(所得税の計算)。

◇所得税=所得金額×税率

大雑把にいうと所得税の計算は上記の通りです。

税率は所得金額により変化します。所得金額が変化することによって税金の額が変わってくるのです。次の通りです。

 

所得税の速算表
課税される所得金額税率控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4.000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

国税庁 No.2260 所得税の税率より抜粋

 

給料をもらって、給与所得が決まり、給与所得から基礎控除や配偶者控除を差し引いたものが所得金額です。

人により所得控除の額は違いがあるのですが、年に500万円もらっている人のことを考えましょう。大半の人は、所得金額は195~330万円のところにおさまると思います。

 

その人が個人型確定拠出年金をはじめて掛け金を年10万円拠出したとすると、10万円が所得控除の額として扱われます。

つまり、税金の計算をする際の所得の額から掛け金を差し引くことができるのです。

つまり、10万×10%=1万円だけ税金の額が少なくなります。住民税(10%と仮定)も含めると、10万×(10%+10%)=2万円税金が少なくなります。

つまり、1年間個人型確定拠出年金に掛け金を納付すると、2万円/10万円=20%の利回りは確定されているのです。払うべき税金を払わなくていいわけですから、お金をもらっているのと同じ効果があります。

 

個人型確定拠出年金は金融機関により、拠出したお金をどう運用するかのバリュエーションがあります。投資信託であったり、REITであったり、定期預金のようなものであったり、様々です。

長期的に積立投資を行う方であれば、普通に投資するよりも有利に積立てることができるので検討されてみてはいかがでしょうか。