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　２７日午前４時１０分ごろ、愛知県岡崎市東阿知和町の東名高速上り線で、車道にいた同市稲熊町、大工織田勝治さん（７１）が巡回中の県警高速隊のパトカーにはねられ、間もなく死亡した。織田さんは事故直前、元妻（７４）の頭を金づちで殴ったとして、県警が殺人未遂容疑で行方を捜していた。

　県警岡崎署によると、織田さんは同日午前４時前、同居する元妻の後頭部を金づちで殴って重傷を負わせ、「俺も死ぬ」と言い残して車で去ったという。止めに入った娘（４６）が１１９番通報した。娘も頭を殴られ、けがをした。

　事故現場は織田さんの自宅から北に約１・５キロ。高速隊によると、織田さんは車道に横たわっていたという。