聞こえない子どもの多くが、日本語力に課題を抱えている。教育現場では様々な取り組みが行われているが、生徒のためにはどんな学習法が必要なのだろうか。番組では、各現場の取り組みを2回にわけて紹介。第1回では、最近注目を集めている文法の学習法を取材する。カラフルな「品詞カード」や「助詞手話記号」を使って、日本語の仕組みをわかりやすく教えるというものだ。外国人向けに開発された手法を、聞こえない児童むけに応用したもので、2013年夏にテキストが発行された。難しい文法がわかりやすく説明されていると人気で、授業に取り入れる動きが全国に広がっている。
番組では、この指導法を導入した香川県立聾学校の授業を紹介。
また、この指導法を開発し、テキストを発行した都立大塚ろう学校教師・木島照夫さんのインタビューも交えてお送りする。
どう育む?日本語力(1) ―文の仕組みを知る―
- 2015年1月11日(日) [Eテレ] 午後7時30分~7時45分
- [再放送] 2015年1月16日(金) [Eテレ] 午前11時45分~
※放送時間は変更される場合があります - <アンコール放送> 2015年12月26日(土) [Eテレ] 午後8時45分~9時
- [再放送] 2016年1月8日(金) [Eテレ] 午後0時45分~
香川県立聾学校
東京都立大塚ろう学校教師 木島 照夫さん
【品詞カードを使った日本語の学習法について】
木島さんが参考にしたのは、「江副(えぞえ)文法」と呼ばれる、新宿日本語学校が考案した指導法。
・新宿日本語学校ホームページ「江副式教授法」
http://www.sng.ac.jp/japanese/ezoemethod.html(NHKサイトを離れます)
<「江副文法」に関する問い合わせ先>
★新宿日本語学校
電話:03-5273-0044(月曜日~金曜日/午前9時~午後5時)
FAX:03-5273-0018
メール:snginfo@sng.ac.jp
【木島さんが発行したテキストについて】
木島さんが発行されているテキストについては、
「難聴児支援教材研究会」のWebサイトをご覧ください。
【メッセージ募集】
ファックス:03-3465-8010
メール:メールフォームからお願いいたします。
Twitter:@nhk_rounan
※NHKサイトを離れます