「電気グルーヴ」の石野卓球(48)が映画「DENKI GROOVE THE MOVIE?」の初日舞台あいさつ(26日、東京・新宿区の新宿のバルト9)で、漫画「モテキ」の作者で最近はテレビ番組のMCを務める漫画家・久保ミツロウ(40)との確執について蒸し返した。
2人の確執が始まったのは昨年7月13日。きっかけは久保がラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」に出演した際、卓球の長年のファンであったが「卓球さんにツイッターでブロックされている」と明かしたことだ。
この放送をたまたま聞いていた卓球は、すぐさま自身のツイッターで「タクシーでラジオ聞いててあてられる。クソババア マジギブ」「あいつの口から俺の名前が出ること自体が不快!ブロック解除するからあっちいって!新しい暴力ふるわれた」などと久保の発言に不快感をあらわにした。
この言葉に久保のファンが激怒すると、さらに久保と親しい作家の能町みね子(36)も卓球を“ドブス男”とツイッターで発言。本人たちだけでなく双方のファンを巻き込んだ騒動となった。
ラジオでの発言から2日後の7月15日、久保は卓球と電話で和解したと語ったが、卓球は7月28日にツイッターで「この夏の教訓。“当たり屋は 被害者ヅラして やって来る”」と意味深な発言。どうやら、実際には2人は和解に至らなかったようだ。
この日の舞台あいさつでは流れから、映画「ドカベン」の話をきっかけに「あの映画、元祖男ドブスの水島新司が出てくる。オレも昔、ドブスって言われたけどね。当たり屋っているんだね。『モテキ』の作者の人がさあ…と」と久保を当たり屋と呼び、騒動を蒸し返す。
すかさずピエール瀧(48)が「もうやめましょうよ。何で蒸し返すの」とストップするも、話は止まらず「この前見てたら、俺(ツイッター)ブロックされていた。すごくね」とあきれた口調で、久保から逆にブロックされていることを明かした。
2人と一緒に登壇した大根仁監督(46)は久保の漫画が原作の映画「モテキ」を撮っていることもあり、苦笑い。卓球は「さあ問題です、僕たちは何しにきたんでしょうか」とおどけて場内の笑いを誘ったものの、再び対立に火がつく可能性は十分にありそうだ。
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