聞き手・牛尾梓
2015年12月26日21時59分
2020年東京パラリンピックに向け、障害者スポーツのすそ野を広げるにはどうしたらいいか。広告・デザイン会社社長の沢辺芳明さん(42)に聞きました。
■広告・デザイン会社社長 沢辺芳明さん(42)
仕事柄、「どうやったら便利か」というユーザー・エクスペリエンスを考える。街には「イラッとポイント」がたくさんあって、そういう視点で見れば、「世の中もっと良くなる」と思うことが日本には多くあります。
たとえば駅の自動改札。幅が狭くて車いすが通れず、代わりに駅員の前にゲートがあるけど、そこは扉を自力で開け閉めしないといけない。仕事で海外に行くと、日本の福祉行政やバリアフリーは「あればいいだろう」というものが多いと気づく。
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