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トルコの空港爆発 クルド系組織が犯行声明
12月27日 8時09分

トルコ最大の都市イスタンブールの空港で今月23日、2人が死傷した爆発について、クルド系のメディアは26日、クルド系過激派組織が迫撃砲弾で攻撃したとする犯行声明を出したと伝えました。
トルコのイスタンブールにあるサビハ・ギョクチェン空港で今月23日、駐機場に止まっていた旅客機の近くで爆発があり、清掃作業員1人が死亡、もう1人がけがをしました。
トルコの警察はこれまでのところ爆発の原因を明らかにしていませんが、クルド系のメディアは26日、インターネット上のニュースで、クルド系の過激派組織が攻撃したことを認める犯行声明を出したと伝えました。声明では「迫撃砲弾で5機の飛行機にダメージを与えた。攻撃はクルド人の街を破壊したエルドアン政権への報復で、今回は始まりにすぎず、必要な対応を取り続ける」と警告しています。
トルコでは政府軍が南東部を中心に、分離独立を求めるクルド系の武装勢力への軍事作戦を強化し、今月だけでも武装勢力の戦闘員200人以上を殺害したとしています。これに対し武装勢力側も軍の施設を攻撃するなど各地で衝突が激化していて、今回の犯行声明を受けて事態がさらに悪化することが懸念されています。

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