前章(27章)に記述しましたように、
KY氏からのクレームメールと、
私のなぞなぞ監修業務の契約解除の関連性について、
トラブル発生の約1ヵ月後にやっと、
『ペケポンプラス』の番組プロデューサーに、
直接電話にて確認することができました。
【要参照】
「27.番組プロデューサーへの事実確認と対応記録」
そうしたら、
思わぬ興味深い事実が判明しました。
すごい収穫です!
海賊の隠された財宝を発見した時の気持ちは、
こんな感じなのでしょうか?
なんと、
「KY氏は、番組『ペケポンプラス』の
なぞなぞ監修者の選考に落ちていた」
というのです。
KY氏の一連の行動、
1)私がなぞなぞ監修をしていた番組『ペケポンプラス』に、
荒唐無稽なクレームメールを送って、
私の業務を妨害し、
2)そのことを隠しながら、
その日のうちに私に対して、
「盗作、改変使用された」
「著作権侵害だ」
「即時、WEBサイトから削除せよ」
という不当かつ自己中心的な要求メールを送りつけ、
3)私から「法的に従う必要性がない」という
法律家の見解を示され、
類似なぞなぞの削除を拒絶されたので、
腹いせの最後っ屁に、
クレームメールを送った旨を暴露することで、
私の精神に大きなダメージ与え、
悔しさの涙を流させ、
4)今度はKY氏のブログやWEBサイトで、
4ヵ月以上にわたり、
「盗作作家」だと、
私に対する誹謗中傷を続けている
これら1)から4)の悪行・愚行の真の動機が、
明らかになったわけです。
これで、納得が行きました。
すべての説明がつきます。
KY氏の私に対する度を越した怒り、
常軌を逸した行動、
陰湿で執拗な誹謗中傷
の原因には、
私に対する「嫉妬」「ねたみ」「ひがみ」が、
多分にあるようです。
私のなぞなぞ本
『なぞなぞだいすき! あそびがいっぱい2000問!』
(日本文芸社、2013年1月発売)
とほぼ同時期の同年3月に、
KY氏は、なぞなぞ本を出しています。
しかし、ほとんど売れていません。
Amazon売れ筋ランキング
797位 ─ 本 > 絵本・児童書 > クイズ・パズル・ゲーム
(2015年12月26日現在)
一方、私のなぞなぞ本は、
発売後3年近くたっても、
Amazon売れ筋ランキング
35位 ─ 本 > 絵本・児童書 > クイズ・パズル・ゲーム
(2015年12月26日現在)
と売れ続けています。
なぞなぞだいすき! あそびがいっぱい2000問!/日本文芸社
¥972
Amazon.co.jp
『なぞなぞだいすき!あそびがいっぱい2000問!』
初版 7000部
年に1回のペースで増刷(毎回3000部)。
2016年に4000部増刷で、
累計部数2万部の予定。
これは、
・書籍販売不振
・ネットゲームやアプリへの関心の移行
・少子化
という状況下で、
なぞなぞ本としては異例の売れ行きです。
せっかくの機会なので、
私のこれまでのなぞなぞ作家としてのキャリアを
ざっと説明しておきます。
匿名でのなぞなぞ提供は、省きます。
2008年4月、
私は、何ヶ月もかけて、
独自のなぞなぞデータベースを構築し、
なぞなぞサイト「なじょ.jp」を開設しました。
(2014年5月、「なぞなーぞ.jp」にドメイン変更)
【参照】
「11.独自のなぞなぞデータベースの構築」
5年後(2013年)
なぞなぞ本を出版。
『なぞなぞだいすき!あそびがいっぱい2000問!』
現在もAmazonのなぞなぞ・クイズ部門で上位にあり、
重版を継続中
6年後(2014年)
なぞなぞアプリ「なぞなぞワールド」が
AUスマートパスに採用され、好評を得る
7年後(2015年)
フジテレビ番組『ペケポンプラス 』
同番組のなぞなぞ監修を担当
というように、
少ないながらも、
着実に「メジャーな実績」を、
私は積み重ねてきました。
一方、
なぞなぞ作家として、
私より5年も先輩であり、
ネットを中心に活動するなぞなぞ作家の先駆けだ
と自負しているKY氏が、
『ペケポンプラス』の選考に落ちてしまい、
私に対して強い嫉妬心を抱いたのは、
当然と言えば当然です。
いったいどんなヤツだろうと思って、
私(ながれおとや)のなぞなぞサイト
「なぞなーぞ.jp」
http://nazona-zo.jp
を訪れてみたら、
KY氏の作った問題(オリジナルだと自負)と
似たような問題が掲載されている。
横行するコピペ業者&WEBサイト同様、
自分のWEBサイトの問題を
盗作、改変使用したのではないか?
という疑念と共に、
怒りが込み上げてきたのでしょう。
ちょうど、2015年8月21日というのは、
五輪エンブレム盗作問題で、
デザイナーの佐野研二郎氏が、
マスコミやネット民に、
可哀想なくらいバッシングされまくっていた、
まさにその絶頂の頃です。
エンブレム自体は、
デザイン(意匠)の専門家からすれば、
盗作、改変使用にもあたらない程度の類似度であり、
当然著作権侵害にあたりません。
しかし、
デザインの著作権についての
知識・見識のない人たちにとっては、
他人を叩いて憂さ晴らし、ストレス解消するには、
絶好の「いけにえ」でした。
オマケに、
事務所から発表された作品などに、
「本当の盗作、改変使用」
が見つかってしまったことが、
バッシングの火に油を注ぐことになった。
スタッフが行ったこととは言え、
管理責任は当然、
佐野研二郎氏にあります。
しかし、冷静な議論は行われず、
ひたすら、
佐野研二郎=パクリ
という短絡的なバッシングが行われました。
「エンブレム案のあの程度の類似度でも、
これだけバッシングされるのなら、
なぞなぞについても同じで、
アイデアが同じならば、
著作権侵害が認められるだろう」
「もしも相手が、
盗作・改変使用や
著作権侵害を認めず、
削除を拒否したとしても、
それをネットで公開してやれば、
世間がたたいてくれるだろう」
「佐野研二郎の悲惨な状況を見て、
デザイナーや物書きや、
クイズ・なぞなぞ作家は、
みんなそれを恐れているだろう」
だから、
「著作権侵害を主張して、
強気に出れば、
相手は従うだろう」
と、思い込んだのでしょう。
KY氏は、
あのバッシングの熱狂の渦に毒され、
大きな勘違いをしてしまった。
そして、
「私に対して勝ち目のないケンカを売る」
という最大の過ちを犯してしまったのです。
《 なぞなぞの著作権インデックス 》