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トラブル相次いだ山手線新型車両 試運転始める
12月27日 6時37分

トラブル相次いだ山手線新型車両 試運転始める
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JR東日本は営業運転の初日にトラブルが相次ぎ運転を取りやめていた山手線の新型車両についてシステムの修正を行い、27日未明から試運転を始めました。問題がないことが確認されれば営業運転を再開させたい考えです。
試運転を始めたのはJR山手線の新型車両「E235系」です。
この車両は先月30日に営業運転を開始しましたが、正しい位置に停止したのにドアが開かなかったほか、運転席にデータの送受信の異常を示す表示が出るなどのトラブルが相次ぎ、運転を取りやめていました。
JR東日本が調べたところ、INTEROSと呼ばれる新しい情報管理システムに、非常ブレーキを使った場合、ドアが開かなかったり、長時間にわたってデータを送受信すると処理できなくなったりする不具合が見つかったということで、ソフトを修正したということです。
試運転では、最終電車の運行が終った27日の午前1時45分ごろから乗客を乗せずにJR大崎駅を出発して山手線を2周し、INTEROSが正常に動くかどうかなどを確認したということです。
JR東日本は、27日から4日間は夜間に山手線を2周ずつ、来月6日から4日間は日中に3周ずつ試運転を行うということです。
JRは試運転のあと、さらに詳しく検証したうえで、問題がないことが確認されれば営業運転を再開させたい考えです。

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