読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

遊戯王デュエルモンスターズ GB版 名作ゲームなのに 買い取り拒否の店が続出  その理由とは!?

ゲームの話 愛すべきゲーム 心のゲーム 修正版

おまけのカードが付いていなくても  爆発的に大ヒットしたんですよね

 

f:id:retogenofu:20151221144435j:plain

[買い取り拒否が相次いだ  ゲームボーイの中でも伝説的なゲーム]

[遊戯王デュエルモンスターズ   コナミ  ゲームボーイ] 

1998年発売  ジャンル カードゲーム  参考価格350円

記事のネタバレ度  高め  バーチャルコンソールで配信無し

攻略に必要なプレイ時間 15時間

 

 

この世には、無くてはならない、相棒的な物が数多く存在します。

 

納豆に醤油

お刺身に醤油

目玉焼きに醤油たまにソース

なんて感じで、相棒が無ければ困る存在です。

 

 

そんな今回の、ゲームにとって最高の相棒が居なかったらどうなるのか?

遊戯王デュエルモンスターズの感想です(*’▽’)

 

 

 

デュエルモンスターズとはどんなレトロゲーム?

 

このデュエルモンスターズですが、

1998年にコナミから発売された、

ゲームボーイ専用のカードゲーム作品でした。

 

遊戯王という作品は、「高橋和希」原作の大人気漫画で、

初期の遊戯王は、

「不気味な遊びで対決する」という雰囲気が残っていた時期で、

「藤子不二雄」作品の「魔太郎が来る」の様な、

なんとも、後味の悪いストーリーが人気の漫画でした。

 

しかし、徐々にカードゲームが主体のストーリーに変わって行き、

カードゲームブームを引っ張る、象徴的な作品へと変わっていたのでした。

 

そんな遊戯王と、子供に大人気のゲームボーイが、

タッグを組んだらどうなるのか?

 

爆発的な大ヒットになるという訳ですね。

 

そんな、記念すべき初めてのゲーム化作品なのでした。

 

ゲームの目的は、

様々なキャラクターとカードバトルをしながら、

物語を進めていくタイプのゲームなのですが、

イベントシーンというものは殆どなく、

ストーリーよりも、カードゲーム自体を楽しむ作りになっていましたね。

 

ゲームのシステムは、オーソドックスなカードゲームで、

今までもカードゲームは有りましたが、

RPGの要素をプラスしたのは、珍しかったのかも知れません。

 

デュエルモンスターズというゲームの流れは、

 

カードを一枚引く

手持ちのカードから一枚モンスターカードを出す

相手のモンスターとどちらが強いのかを決める

相手のライフを減らしていく

また次のターンに戻る

 

こんな繰り返しで進んで行きます。

 

相手に勝つとカードが貰えまして、

そのカードを貯めながら、どんどんデッキを強化して、

来たるべき、友達との戦いに備えるという作品でした。

 

私も発売日に購入しまして、

時間を忘れて遊びまくった、偉大なゲームの一本でしたね(^◇^)

 

 

 

デュエルモンスターズの感想でもあり レビューでもあり

 

[基本的には、相手を100回倒す]

 

このゲームですが、ルールはいたってシンプルです。

 

強いカードを出して、後は殴る。

たったのこれだけです。

 

強いカードさえ出せば、殆ど負けることはありません。

 

本来の、デュエルモンスターズのルールでは、

沢山の対処法が用意されていまして、

その対処法を考えるのが楽しい作品だったはずなのですが、

このゲームでは、そんな複雑な方法はありません。

 

つまり、

最強のカードを先に出せば勝ち、

最強のカードを先に出されれば負けという、

本来のカードゲームなら、絶対にダメなルールなのでした。

 

しかし、子供にはシンプルなルールの方が遊びやすかった為に、

この大雑把過ぎるルールだったとしても、大歓迎だったんですよね。

 

そんなゲームでしたので、

とにかく最強のカードを集めるのが目的でした。

 

 

ではどうやって、最強のカードを手に入れるのか?

 

相手と、戦って、戦って、戦いまくって、

カードを強奪するという訳ですね。

 

このゲームでは、

相手に勝てば勝つほど、強いカードを貰えるシステムだったので、

とにかく相手をボコボコにするんです。

 

そして、一番強いカードを貰うには、

「相手を100回倒さなければいけない」というルールでした。

 

この100回倒すというのが、本当に大変で。

だいたい3分位掛かりますので、約5時間は掛かっていたでしょうかね。

 

それでも、頑張ったご褒美は最高でしたので、

RPGで最強装備を集めるかの如く、カードを集めるのでした。

 

そんな、全てのカードを集めるには、

「軽く100時間は掛かる」凄すぎる作品なのでした(*´з`)

(ここからが、ようやくスタートラインなのですから、いかに凄いのかはご理解いただけると思います。)

 

 

 

[ゲームにとって最大の相棒が居ないと 大変なことになる?]

 

このゲームには、

RPGになくてはならない、

大事なシステムが搭載されていませんでした。

 

 

その大事なシステムとは…「セーブを消す」機能です!!

 

 

セーブを消す機能が無いとどうなるのか、

 

ゲームのイベントが楽しめない

(初めて戦う時に少しだけ相手の台詞が違います)

 

カード集めが楽しめない

(前のプレイヤーがカード集めをしていたら、全く楽しめません)

 

中古ショップで買い取りを拒否される、となります。

 

 

この、中古ショップで買い取りを拒否される理由が、

「ゲームがつまらない」という理由なら問題はありません。

 

しかし、ゲーム自体は、

とても面白い作品だったと思います。

 

その理由が、セーブデータを消せないから、お店に並べる事が出来ない、

という前代未聞の理由だった訳ですね。

 

このゲームは爆発的に大ヒットしたので、

どこのお店も品切れが続出していたのですが。

お店側も「セーブデータが消せない」という理由だけで、

泣く泣く買い取りを拒否しなければいけないという、

なんとも悲しい理由だったんですね(;´・ω・)

 

 

 

デュエルモンスターズのまとめ

 

そんな状況を打破するべく、データをリセットする方法が存在したそうで、

その方法というのが、

「カセットの電池を外して、強制的に初期化する」という力技だったそうです。

 

しかし、電池を外すには専用のドライバーが必要だったようで、

ほとんどのお店では拒否されたそうですね。

 

デュエルモンスターズという作品は、

今でも続く大人気シリーズなのですが、

その理由は、「おまけの強力なカード付いて来る」というのが、大人気の理由でした。

 

ですので、発売から一か月もすると、

新品同様のゲームが格安で購入出来ましたので、

 

カードが欲しい人は、発売日に新品で買う。

ゲームだけが欲しくて、カードがいらない人は、中古で買う。

こんな、不思議な光景が毎年の様に繰り返されるのでした。

 

しかし、初代にはおまけのカードは付いてきませんでした。

厳密には、付いてきたのですが、実際のカードゲームでは使用できませんでしたので、

まさに、普通のおまけカードといった感じでした。

 

それなのに、爆発的な大ヒットになった訳ですから、

いかに皆が熱狂して遊んでいたのかを、改めて思い知らされましたね(/ω\)

 

 

そんな今回の、どんなに面白いゲームでも、

大事な相棒が居ないと、買い取りを拒否されるんだなと分かった

遊戯王デュエルモンスターズの感想でした(*^▽^*)