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国会議員の育休巡り賛否両論 議論続く12月27日 4時21分
自民党の若手議員が、来年の国会開会中に育児のための休暇を取りたいという考えを示したことを巡り、政府・与党内からは賛否両論が出ていて、年明け以降も議論が続きそうです。
自民党の宮崎謙介衆議院議員は、妻の金子恵美衆議院議員との間に、来年2月中旬に初めての子どもが生まれる予定で、来年の通常国会の開会中に、1か月程度、育児のための休暇を取りたいという考えを示しています。
衆議院の規則には育児休暇の定めがないため、宮崎議員は、当面、本会議ごとに議長に欠席届を出す考えで、来月、ほかの自民党議員とともに勉強会を発足させ、育児のため、一定期間、国会を欠席できるよう、衆議院規則の改正を求めていくことにしています。
こうした動きに対し、政府・与党内からは「政府が、男性の育児参加の促進に力を入れるなか、国会議員が率先するのは大事だ」、「企業での男性による育児休暇の取得率の向上にもつながる」などと、評価する意見が出ています。
一方で、「選挙で選ばれ、国政に責任を負う国会議員は、他の職業とは異なり十分な検討が必要だ」として慎重な対応を求める声や、「迷惑をかけないように、良識的な判断をしてほしい」といった声も出ていて、年明け以降も議論が続きそうです。
衆議院の規則には育児休暇の定めがないため、宮崎議員は、当面、本会議ごとに議長に欠席届を出す考えで、来月、ほかの自民党議員とともに勉強会を発足させ、育児のため、一定期間、国会を欠席できるよう、衆議院規則の改正を求めていくことにしています。
こうした動きに対し、政府・与党内からは「政府が、男性の育児参加の促進に力を入れるなか、国会議員が率先するのは大事だ」、「企業での男性による育児休暇の取得率の向上にもつながる」などと、評価する意見が出ています。
一方で、「選挙で選ばれ、国政に責任を負う国会議員は、他の職業とは異なり十分な検討が必要だ」として慎重な対応を求める声や、「迷惑をかけないように、良識的な判断をしてほしい」といった声も出ていて、年明け以降も議論が続きそうです。