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「特殊詐欺」の被害 3年連続400億円超12月25日 17時05分
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ことし全国で起きた振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の被害は、先月まででおよそ423億円に上り、3年連続で400億円を超えたことが分かりました。
警察庁のまとめによりますと、ことし、先月末までの「特殊詐欺」の被害額は全国で422億9919万円と、去年の同じ時期に比べておよそ79億円減りましたが、3年連続で400億円を超えました。また、被害件数は去年より400件余り増えて1万2323件に上りました。
被害額のうち、身に覚えのない有料サイトの利用料金などの支払いを求める「架空請求詐欺」が162億円と最も多く、次いで、息子などになりすます「オレオレ詐欺」が153億円となっています。
都道府県別では、東京が60億円と最も多く、次いで、大阪が36億円、神奈川が35億円、埼玉が29億円、千葉と愛知がそれぞれ28億円などとなっています。
被害者の自宅を訪れ、現金を直接受け取ったり、口座に振り込ませたりするのが主な手口ですが、ことしはキャッシュカードを受け取ってATMで現金を引き出す手口が目立ち、被害額は去年の3.5倍に急増しているということで、警察庁が注意を呼びかけています。
被害額のうち、身に覚えのない有料サイトの利用料金などの支払いを求める「架空請求詐欺」が162億円と最も多く、次いで、息子などになりすます「オレオレ詐欺」が153億円となっています。
都道府県別では、東京が60億円と最も多く、次いで、大阪が36億円、神奈川が35億円、埼玉が29億円、千葉と愛知がそれぞれ28億円などとなっています。
被害者の自宅を訪れ、現金を直接受け取ったり、口座に振り込ませたりするのが主な手口ですが、ことしはキャッシュカードを受け取ってATMで現金を引き出す手口が目立ち、被害額は去年の3.5倍に急増しているということで、警察庁が注意を呼びかけています。