ホワイトハウスの今年の公式クリスマスカード(写真)をデザインした人物が、韓国系米国人の女性であることが判明した。
現地メディアは23日(現地時間)、2015年のホワイトハウス公式クリスマスカードをデザインした人物は、メリーランド州在住の韓国系米国人エスタ-・イ(韓国名イ・ミナ)氏だと報じた。
両親が韓国人のイ氏は米国生まれ。ワシントンDCにあるコーコラン美術大学で写真学、メリーランド美術大学(MICA)でグラフィックデザインを専攻した。現在は大統領選挙や広報などを担当する民主党全国委員会でシニア・ウェブ・デザイナー兼写真作家として活動している、と現地メディアは伝えた。イ氏は、メディアのインタビューに対し「本来、ホワイトハウスの公式クリスマスカードのデザイナーはコンテストで選ぶが、今年は私に直接依頼があった。この上なく光栄」と語った。
イ氏がデザインした今年のホワイトハウス公式クリスマスカード は、ワシントン記念塔やホワイトハウス、連邦議会議事堂などワシントンの象徴的な建物を4段重ねにしたもので、表は赤、裏は白。カードの中には「年末を迎え、健康と幸せで満ちますように」という文言が書かれている。