■政策金利の発表回数、17年から8回に削減
韓銀は同日の金融通貨委で、現在毎月(年12回)行っている政策金利の決定回数を2017年から8回に減らすことを決めた。政策金利の決定に際しての考慮事項である景気、物価が緩やかに変動しているにもかかわらず、金利の決定回数が多過ぎる点を改善する狙いがある。
米国、欧州、日本、英国など主要国の政策金利発表周期に合わせた面もある。欧州中央銀行(ECB)は昨年まで年12回開いていた金利決定会合を今年から8回に減らし、日本銀行も年14回開いていた金利決定会合を来年から8回に減らす計画だ。
韓銀は「現在のように毎月通貨政策の方向を決定する方式では、月間経済指標の動きに金融市場が過敏に反応し、不必要な政策期待が形成されるという問題がある。同時に韓国が小規模開放経済である点からみて、通貨政策の運用に際し、主要国の通貨政策を十分に考慮する必要がある」と説明した。