【ソウル聯合ニュース】韓国の輸入車市場で独フォルクスワーゲン(VW)の「ティグアン2.0 TDI ブルーモーション」が昨年に続き今年もベストセラーモデルとなる見通しだ。
韓国輸入自動車協会などによると、ティグアン2.0 TDI ブルーモーションは1~11月に8269台を売り上げた。今月の販売台数は500~700台と予想され、年間販売台数が9000台に迫る見込みだ。2位のアウディ「A6 35 TDI」(6349台)を大きく引き離しており、2年連続でベストセラーモデルになるとみられる。
また、2008年7月の韓国発売後、今年11月までの累計販売台数が2万9577台で、年内に3万台の大台を突破するのはほぼ確実となった。
VWとアウディが1、2位を占め、世界中を騒がせたVWの排ガス規制逃れ問題も韓国の消費者には大きな影響を与えなかったようだ。
韓国の輸入車市場は毎年大きな成長を続けている。韓国内の輸入車のシェア(販売台数ベース)は2012年の10%から今年は15%を超える見通しだ。今年も輸入車市場をリードしたのはドイツ車だった。BMW、メルセデス・ベンツ、VW、アウディのドイツメーカー4社のシェア(1~11月)は67.2%に上る。