韓国「MERS終了」を発表 感染者確認から218日

【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部は23日、世界保健機関(WHO)の基準に従い、中東呼吸器症候群(MERS)の感染が24日0時で終了すると発表した。

 この日は最後の患者が死亡してから28日になる。MERSコロナウイルスの最長潜伏期間は14日間。

 5月20日に韓国で初めてMERS患者が確認されてから218日間続いたMERS感染は正式に終息することになる。同部は「正式終息」を宣言する方向で検討していたが、表現の度合いを下げて「終了」という表現を用いた。

 韓国政府は7月28日に感染拡大の懸念はないとして国民に日常生活に戻るよう呼びかけ、「事実上のMERS終息」を宣言している。

 また、最後の患者が死亡した後の今月1日、感染症危機警報レベルを「注意」から「関心」に下げた。
 

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