江越はホームラン競争で豪快にフルスイング。下柳先輩の期待に応え、来季は20発打つ!(撮影・長友孝輔)【拡大】
★軟式球に苦戦…
野球教室には長崎県内の16チームから192人の小学生が参加して指導を受けた。「ホームラン競争」では、小学生とプロ選手が1人3球のチャンスで、本塁打を何本打てるかを勝負。だが、慣れない軟式球にプロチームは大苦戦。江越のほかに投手の松田も広島・大瀬良もなんとかアーチをかけ、県人会会長の下柳氏も面目を保つ1本塁打を放った。
★左では09年鳥谷
阪神の生え抜きの選手でシーズン20本塁打以上を記録したのは、2009年鳥谷(20)が最近の例。右打者となると06年浜中(現1軍打撃コーチ)までさかのぼる。
阪神の継投陣による“勝利の方程式”は、近年では2005~08年のウィリアムス(現駐米スカウト)、藤川、久保田(現打撃投手)による『JFK』が有名。今季は福原、安藤が七、八回、九回を呉昇桓(退団)が務めた。
プロ野球長崎県人会野球教室
下柳氏が城島健司氏(元ソフトバンク、阪神など)と2010年に長崎県人会を創設。島が多く、プロ野球選手と触れ合う機会が少ない子供たちのために毎年、この時期に野球教室を開催している。今年の参加者は下柳氏と堀幸一(ロッテ1軍打撃コーチ)、貝塚政秀、松永浩典(以上元西武)、松田遼馬、江越大賀(以上阪神)、今村猛、大瀬良大地(以上広島)、永江恭平(西武)。
(紙面から)