画像:『維新政党・新風』が4度目となる参院選に臨む直前、後の新風副代表となる瀬戸弘幸・ブログ『日本よ何処へ』(当時は極右評論)主宰(左)と新風の魚谷哲央代表(当時)
この頃、瀬戸主宰は保守系ブロガー連合体の『新風連(新しい風を求めてNET連合)』を設立して新風への本格支援に乗り出す ←ブログランキング応援クリックお願いします♪
☆分裂は不可避?
法務省は今年12月、おそらく『在特会(在日特権を許さない市民の会)』によると思われる右派グループによる朝鮮大学校(東京・小平市)前での抗議行動について、人権侵犯に該当するとの勧告を行なった(ただし、罰則などの規定はない)。
おそらくは同会の前会長である桜井誠氏に対してのものだと思われるが、猛省を促す勧告を行なったと言う。
反在特の左翼・反日勢力にとっては今回の勧告は歓喜に咽(むせ)び泣くところだろうが、政府・法務省としても差別が良いと言えない手前、何かを口実に勧告を行なう必要性があったのだろう。それに適したのが7〜8年も前の朝鮮大学校前での抗議行動であったのだと思われる。
何らの波風も立てず、息を潜めるように普通に暮らすことなど誰にでも出来る。本当に難しいのは物分かりの悪い世間から有らぬ批難を浴びせられようと、世に蔓延る不条理を正さんと一途な行動に邁進することである。現世では本当の世間的な理解は得られないかも知れない。それでも前進を続けるカリスマ、英雄には後世が必ず正当なる評価を下すものと確信している。そのようなカリスマ、英雄とともに行動する機会に恵まれたとしたら日本人として、それ以上の至福の時はないだろう。
…冒頭から何故、在特会に関する話題になったかと言えば、前エントリーでお伝えした『維新政党・新風』での「分裂、消滅」騒動にも密接に関係している。
:前エントリー
2015年12月24日 「維新政党・新風の危機?」
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/52001879.html
このほど旧知の間柄である関西在住の古参新風党員より、『新風京都本部』(魚谷哲央代表)が発行した「鈴木代表との話し合ひ経過まとめと提案」(原文ママ)と題する書面を入手した。
※注意:新風代表、京都本部代表など役職に関する表記が分かり難かったりするが、新風は党本部組織のほか、各都道府県に本部組織を設置しており、それらが県単位での地方組織として、それぞれ代表を置いている
その書面には「(1)在特会系列との明確な線引きについて」「(2)政党活動として組織的かつ総合的運営と活動について」「(3)参院選比例代表選出馬への努力について」などと3項目にわたり、新風の前代表であり京都本部代表の魚谷氏から現在の鈴木信行・新風代表らに突きつけられた項目が書かれていた。
要するに魚谷氏ら古参幹部が鈴木代表に突きつけたのは、「在特会と関係を断ち切れ」「ヘイトスピーチとされるデモなどやらずに選挙運動に専心しろ」「本気で参院選を戦う気があるのか」ということに尽きる。
…これは筆者・有門大輔が新風東京都本部の広報委員長として在籍している頃から同じことが言われていた。当時、在特会とともに「行動する保守運動」がネット右派層の支持を一手に集めて台頭。新風もその波に乗じていた。当時、新風副代表の瀬戸弘幸・ブログ『日本よ何処へ』(当時は極右評論)主宰の呼びかけにより、在特会への支持・入会が拡大するとともに新風への支持・入党も拡大の傾向にあった。
それゆえ、実質的に新風が行動する保守運動に一時的であれ、党組織としての母体を提供するような形にあったことも事実である。
必然、在特会にも他の行動する保守運動団体にも、そして新風にも重複して在籍する者が増えた。かく言う筆者・有門も在特会にも籍を置き、自ら運動団体を主宰するとともに新風にも東京都本部の広報委員長として籍を置いていたものである。
魚谷氏が最後通牒であるかのように一方的に鈴木代表に突きつけた項目のうち、(1)について言うなら明確な線引きなど最初から出来ているのではないか?
新風も在特も、ともに「在日特権をなくせ」「犯罪外国人を追放しろ」などなど、その他の方向性で一致している点があれば必然的に協力関係が出来てくるのは当たり前だし、特に運動体が活発な東京ほか愛知、大阪など都市部でも地方でも右派勢力のキャパシティ自体が広くないのだから、重なり合う部分、関わり合う部分が多くなってくるのは当然である。
これが例えば一方が「在日特権をなくせ」と言っているのに、もう一方が「在日特権など存在しない」と言っているのであれば協力関係があるのはおかしい、関係を断ち切れとなるのだろうが、概ねの方向性で一致している以上、協力出来る部分で互いに関わり合うのは当然ではないか?
新風もまた在日特権を掲げた政党組織である。 ←ブログランキング応援クリックお願いします♪
☆国政選挙に初めて「在日特権」問題を持ち込んだ人
…あれは平成19年に遡る。
新風が4度目となる参院選に臨む直前、ブログ『日本よ何処へ』の瀬戸弘幸主宰が新風の比例代表候補として立候補することが正式に決定した。
この時、当時の代表である魚谷氏は新風の選挙公約に「特別永住制度の廃止」を盛り込んだ。「戦後体制の打破」をスローガンに掲げる新風として、在日韓国・朝鮮人の特別永住資格もまた戦後になって生み出された悪しき弊害の一環であるとして特別永住制度廃止が盛り込まれたものである。つまり、魚谷氏こそは国政選挙での争点に初めて「在日特権」問題を持ち込んだ人なのである。
その魚谷氏が今、鈴木体制の新風に対し、在特会との線引きを明確にせよ(関係を断ち切れ)と迫っている。
何かに似ていると思ったが、桜井誠氏が在特会の会長であった頃、大阪市長の橋下徹氏と対談したことをご記憶だろう? あの時、双方で激しい舌戦があり、桜井氏ら在特会による市民運動をヘイトスピーチであるとして罵った橋下氏だったが、その橋下氏もまた、特別永住制度の廃止を主張する政治家である。
「在日特権など存在しない」と言うアンチ在特会の在日・左翼勢力にとっては「ヘイトを糺す人、その人もヘイトしている」ということになるのだろうが、ある意味では魚谷氏こそが新風と在特会との(部分的な)協力関係への道筋をつくった張本人だという見方も出来よう。
(その意味で筆者は、新風を解党させることで鈴木代表らを吊るし上げようとするのは魚谷氏の真意ではないのではないかとも思っている。むしろ、魚谷氏の周囲こそが問題の発端であり、書面には「ああ、やっぱりコイツらか」と思うような面々が名を連ねていた)
在特会員が選挙に際しては新風党員として選挙運動に関わることはあるのだろうが、在特会の運動スタイルや在特会の旗、幟(のぼり)などが新風の選挙運動に持ち込まれているわけではない。全ての新風選挙スタッフが在特会員というわけでもない。
また、新風が党として在特会との協力関係を締結しているわけでもないし、外部から思われているほど両者の関係はボーダーレスな状態にはなっていない。ただ、総体的に選挙運動に関わる人員も限られている上、支援する人の中には新風・在特の両方を支持する人が多く、重なり合う部分が少なくないというだけなのだ。
逆に鈴木代表ら新風関係者が新風としてデモに馳せ参じたりすることはある。これなどは選挙運動とは別に「国民運動」の一環だと言えるのではないか?
日ごろから選挙での協力を得るために他団体の運動に赴く、そこで新風の主張と政策をアピールする、新風の名前を知ってもらう、支持者を増やす…全ては選挙に向けた活動の一環である。他の公党と違って新風の場合、存在感をアピールする場というのも限られている。
右派系のデモや集会などで新風の名を売らずして、どこで名を売ると言うのか。
これは筆者が新風に在籍している頃に聞かされた話だが、日ごろからデモや集会に新風として顔を出していなくても付き合いのある民族派団体の長はいざ選挙の際、配下の者らに対して「新風に投票しろ」と呼びかける。しかし、配下の者にしてみれば「新風って何ですか?」という話になってしまう。説明するのも面倒な団体の長らは「良いから黙って新風に入れとけ!」という受け答えになってしまったと言う。以前は一事が万事この調子。
従ってデモや集会の場における日ごろからの根回しは非常に重要である。くどいくらいに新風の名が出ている、むしろ反韓・反朝鮮デモに新風が前面に出ている、必然的に反韓・反朝鮮デモに参加している人々の投票行動はスムーズに新風へと向かう。
世間からヘイトスピーチ・デモと言われようが何と言われようが、デモや集会ほど新風の名を周知する機会はない。格好の事前運動であり、他の公党とは事情が異なるのだ。
その意味でデモや集会に足しげく馳せ参じた鈴木代表らほど新風の周知に奔走した新風関係者はいない。
書面の(2)と(3)に関する事柄だが、鈴木代表らを吊るし上げようとする人々は、その他に新風のためにどんな周知活動をしてきたと言うのか?
反韓・反朝鮮デモが新風のイメージを却って悪化させる…差別主義団体のように思われる…という指摘もある。
だが、新風の党是には「韓国との国交断絶」が盛り込まれたではないか! その党の政策・方針に沿って韓国との関係を悪化させる、韓国との関係断絶に向かうように務めるのは当然のことではないか。
選挙公約に特別永住制度(在日特権)の廃止を盛り込んで在特会との良好な関係が進み、党の政策に韓国との国交断絶を盛り込んだことによって鈴木代表ら新風党員が韓国に渡ってまで反韓国の行動に勤しむ…!
筆者は(鈴木執行部の)新風ほどマニフェスト(公約)を忠実に実行している党組織は存在しないと思う。
むしろ、新風党員らの行動にそぐわないのは(前エントリーでも指摘したように)、新風が平成21年4月に発表した「民族差別を許さない」とする党声明のほうなのである。
鈴木代表以下、新風党員らの行動が新風の方針(民族差別を許さない党声明)にそぐわないのではない。新風を牽引する鈴木代表ら新風党員の行動に新風の方針(民族差別を許さない党声明)がそぐわないのだ。
変えるべきは新風の方針(民族差別を許さない党声明)のほうであって、鈴木代表ら新風党員の行動ではない。
「特別永住制度の廃止」と在特会との友好関係、「韓国との国交断絶」と鈴木代表ら新風党員の勇気ある行動…他のことはちゃんと上手くいっているのに、民族差別を許さない党声明だけが新風党員の行動にそぐわない、それどころか新風党員の行動に足枷(あしかせ)をはめようとしている。
民族差別を許さない云々と…誰もが反論し難いようで妙な、訳の分からない、現代表らの党活動を阻害するような党声明など早期に撤回するか、修正を加えたほうが良い。 ←ブログランキング応援クリックお願いします♪
☆鈴木信行代表らは『維新政党・新風』を名乗り続けるべき!
魚谷氏ら新風京都本部グループは別紙の書面にて「結論としての提案」と題し、解党の手続きを進めると記している。
解党を討議にかけ、解党後に維新政党・新風を継承する新組織を立ち上げるか、もしくは解党が否決された場合は離党するともしているが、いずれにしても養老院みたいな組織がつくられるだけではないかとその将来性を危惧する。
どちらでも実行してもらえば良いのではないか。
仮に新風の解党が実現したとしても、維新政党・新風の現執行部は鈴木信行代表であり、それを支える党員に他ならない。
今年は保守派においても『頑張れ日本!全国行動委員会』が元航空幕僚長の田母神敏雄氏らのグループと、水島聡氏のグループにと事実上の分裂状態に陥るなど、まさに分裂分裂の1年であったが、ヤクザ社会においても『六代目山口組』から分裂した一方が『神戸山口組』とまったく同じ代紋を掲げているご時勢。
鈴木代表らは、これまで通り、維新政党・新風を名乗り続けるべきである。
組織を牽引し続ける正統性は鈴木代表の側にあり、日本の法律で決まったわけではあるまいし、「維新政党・新風を名乗るな」などと誰に命令される筋合いもない。
前述のように妙な党声明に屈することなく、弛まない前進を続け、今日の強硬な維新政党・新風を創り上げて来たのは鈴木代表らであり、今の新風があるのも鈴木代表と、それを支える党員らの奔走のお陰である。
一時的に選挙から遠のいても、形としての組織はなくなっても、新風の周囲にいる人とこれまでの軌跡は鈴木代表と、それを支える党員らの「財産」に他ならない。
伝え聞くところによるとだが、鈴木代表と、それを支える党員らは既に不退転の決意を表明していると言う。
誰に遠慮することもなく、威風堂々、新生の『維新政党・新風』を名乗り続けてもらいたい。 ←ブログランキング応援クリックお願いします♪
★ご紹介
前新風愛知代表『つげまさじ公式ブログ』
「鈴木信行維新政党・新風代表を、断固支持する」
http://tsuge-m.jugem.jp/?eid=3574
★「行動する保守運動カレンダー」より
今年も再び1・4自由社会を守れ!ヘイトスピーチ規制法案断固阻止!
http://www.koudouhosyu.info/skantou/scheduler.cgi?mode=view&no=925
※集合・開始時間に変更がありました
BLOG侍蟻 『2ちゃんねる』誅滅実行!
同盟ブロガーからのコメントよりご紹介♪
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/52001879.html#comments
新風と在特会を分断、そして新風内部を撹乱しようとする在日工作員に気をつけろ!