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労働組合の加入割合 4年連続で過去最低更新12月26日 5時17分
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企業などで働く人のうち労働組合に加入している人の割合は17.4%となり、4年連続で過去最低を更新しました。
厚生労働省によりますと、ことし6月末の時点で労働組合に加入している人は988万2000人となり、去年の同じ時期よりおよそ3万3000人増えましたが、企業などで働く人に占める割合、組織率は、推定で去年より0.1ポイント低い17.4%にとどまりました。これは昭和28年以降で最も低く、4年連続で過去最低を更新しました。
主な団体別では、▽連合が去年よりおよそ4万4000人多い689万1000人、▽全労連は1万4000人少ない80万5000人、▽全労協は5000人少ない11万7000人でした。
また、女性の組合員は去年より6万6000人増えて312万人となったほか、パート労働者は5万5000人増えて102万5000人となり、組合員全体の10.4%を占めました。パート労働者が組合員全体の1割を超えるのは初めてです。
厚生労働省は「卸売業や飲食業を中心に組合に入る女性やパート労働者が増えている一方で、製造業や公務員などでは組合員が減少し、全体として組織率の低下が続いている」と分析しています。
主な団体別では、▽連合が去年よりおよそ4万4000人多い689万1000人、▽全労連は1万4000人少ない80万5000人、▽全労協は5000人少ない11万7000人でした。
また、女性の組合員は去年より6万6000人増えて312万人となったほか、パート労働者は5万5000人増えて102万5000人となり、組合員全体の10.4%を占めました。パート労働者が組合員全体の1割を超えるのは初めてです。
厚生労働省は「卸売業や飲食業を中心に組合に入る女性やパート労働者が増えている一方で、製造業や公務員などでは組合員が減少し、全体として組織率の低下が続いている」と分析しています。