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年金受給者322人 すでに死亡か行方不明に12月26日 6時08分
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厚生労働省が、本人が健在であることを示す届け出を提出して年金を受け取っている高齢者を対象に調査を行ったところ、実際には322人が、すでに死亡しているか行方不明になっていたことが分かりました。
厚生労働省は、すでに死亡した人に年金を支給していたケースがおととし発覚したことを受けて、本人が健在であることを示す「現況届」を提出している75歳以上の年金受給者のうち、介護保険への加入などを通じて自治体が把握している人を除いた7207人を対象に、去年から郵便や訪問による調査を行ってきました。
その結果、実際には233人がすでに死亡していたほか、89人が行方不明になっていて、合わせて322人に不正受給の疑いがあることが分かりました。
1人当たりの平均支給額は月額9万4000円で、厚生労働省などは直ちに支給を停止するとともに、判明した過払い分の返還を家族などに求めているということです。
また、死亡していたことを隠すなどしていた27件の悪質なケースについて、厚生労働省などは警察に被害届を出したり告発したりしました。
今回の調査結果を受けて厚生労働省は、来年度からは「現況届」の提出だけでなく住民票の添付も求めるなどして対策を強化するとしています。
その結果、実際には233人がすでに死亡していたほか、89人が行方不明になっていて、合わせて322人に不正受給の疑いがあることが分かりました。
1人当たりの平均支給額は月額9万4000円で、厚生労働省などは直ちに支給を停止するとともに、判明した過払い分の返還を家族などに求めているということです。
また、死亡していたことを隠すなどしていた27件の悪質なケースについて、厚生労働省などは警察に被害届を出したり告発したりしました。
今回の調査結果を受けて厚生労働省は、来年度からは「現況届」の提出だけでなく住民票の添付も求めるなどして対策を強化するとしています。