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不正アクセスで職員免職 広島・三原市
広島県三原市は25日、市のサーバーにあった職員の人事情報を閲覧したなどとして、下水道整備課の男性主査(47)を懲戒免職にした。主査は不正アクセス禁止法違反の疑いで5月に逮捕され、10月に罰金30万円の略式命令を受けた。
市によると、主査は保守管理用のIDを使い、退職者を含めて約1500人分の住所や生年月日、学歴などの情報を自身のパソコンに取り込んだほか、内示前の人事異動情報を見ていた。
主査は市の調査に対し事実関係を認め「(個人情報に)興味があった」と話したという。