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慰安婦問題 新基金の創設提案へ 妥結目指し調整
12月26日 4時41分

慰安婦問題 新基金の創設提案へ 妥結目指し調整
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政府は28日にソウルで行われる日韓外相会談で、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡る打開策の柱の1つとして、新たな基金の創設を提案することにしています。しかし、基金の規模を巡って韓国側と大きな隔たりがあり、最終的な妥結を目指して引き続き調整を行うことにしています。
岸田外務大臣は慰安婦問題の早期妥結を目指す安倍総理大臣の指示を受けて、28日、韓国・ソウルでユン・ビョンセ(尹炳世) 外相との会談に臨むことにしています。
会談で岸田大臣は、財産・請求権の問題は完全かつ最終的に解決済みだという日本の立場を維持しながらも、元慰安婦を支援するための、過去に支給した償い金のような形での新たな基金の創設を、打開策の柱の1つとして提案することにしています。
しかし、関係者によりますと、これまでの調整では、基金の規模を巡って韓国側が数十億円程度の規模を求め、日本側と大きな隔たりがあるということです。
また、日本側は、二度とこの問題を蒸し返さないという韓国政府の確約や、ソウルの日本大使館の前に設置された慰安婦を象徴する少女像の撤去なども求めることにしています。
日韓両政府は、外相会談の前日の27日にソウルで外務省の局長協議を開くなど、最終的な妥結を目指して引き続き調整を行うことにしています。

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