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クリスマスの贈り物に罰金割り引きや減税 タイ12月25日 22時39分
東南アジアのタイは、クリスマスに合わせた国民への贈り物として、首都バンコクで交通違反を行った人への罰金の割り引きや、買い物をする際の減税措置を行うことになりました。
タイの財務省は25日、記者会見を開き、今月31日までの7日間に買い物や食事などのサービスにお金を使った人は、国税局に後日、申請をすれば減税措置を受けられると発表しました。
申請できる上限はタイの通貨で1万5000バーツ(日本円にして5万円余り)で、納税額に応じて最大1万7000円程度の控除が受けられるということです。
この減税措置について、タイのアピサック財務相は「納税者への贈り物だ。消費を刺激し、GDPを0.1%から0.2%増やすだろう」と話しています。
また、タイの警察も同じく「国民への贈り物」だとして、今月21日から来月15日までの間、首都バンコクで交通違反の罰金の割り引きを発表しています。対象となるのは違法駐車や免許の不携帯、そしてシートベルトを着用していなかった場合などで、罰金を4分の1にとどめるとしています。
一連の「贈り物」は、減速が続く景気のてこ入れを図るとともに、軍が主導する暫定政府の人気取りをねらったものとみられています。
申請できる上限はタイの通貨で1万5000バーツ(日本円にして5万円余り)で、納税額に応じて最大1万7000円程度の控除が受けられるということです。
この減税措置について、タイのアピサック財務相は「納税者への贈り物だ。消費を刺激し、GDPを0.1%から0.2%増やすだろう」と話しています。
また、タイの警察も同じく「国民への贈り物」だとして、今月21日から来月15日までの間、首都バンコクで交通違反の罰金の割り引きを発表しています。対象となるのは違法駐車や免許の不携帯、そしてシートベルトを着用していなかった場合などで、罰金を4分の1にとどめるとしています。
一連の「贈り物」は、減速が続く景気のてこ入れを図るとともに、軍が主導する暫定政府の人気取りをねらったものとみられています。