夫婦生活も長くなりますと、
お互いに、あまり
「言葉」を
必要としなくなります。(←本当。)
なので、
「ブログやめるね。」
って夫に伝えたとき、
彼が言った、
「は?」
の中に、
「は?いやいや、ブログ始めるとき、なんもできないからって、設定から全部、なにからなにまで、全部こっちに押しつけたよね?
で、今度はあっさりやめるって?
いや、百歩譲って、そういう気まぐれなとこ、慣れてるからいいとして、
でもさ、俺、あなたのブログ楽しみにしてるんですけど、そこは無視ですか?」
の気持ちが含まれていることに気づいて(←ほんとにほんと。相手の考えてること、大体わかるようになるんですよ。)
前半はともかくとして、
後半、彼が私のブログを楽しみにしていたことは意外だったので、
マミー「あら、あなた、私のブログ、楽しみにしてたの?」
と聞きましたら、
夫「してたわ!ってか、
あなたのブログのコメント欄をな!
・・・まあ、本文はおまけ、みたいな。」
との返事。
・・・むっか。
ま、まあ、私だってコメント欄を楽しみにやってましたから、
彼の事を非難するわけにはいかないのですけども。
でも、
確かに彼は私の読者第1号でした。
誰も読んでくれる人がいなかったときも、
彼だけは読んでくれていると、
確認するまでもなく「知っていた」からこそ、
せめて「三日坊主」にはならずにすんだと言えます。(まあ、実際は三日坊主に近い結果になりましたけれども。とほほ。)
それなのに、
彼にはなんの断りもなく、
さっさと「当ブログをやめます」宣言をしたことは、
ちょっと申し訳なかったかな、と
家族だからこそ、気になっていました。(←彼には言わないけど。)
先日、
「はてなブログ」の中で知った
花舗ぽれぽれさまのお店を訪ねたとき、
naniwa-hanamaru-chukichi.hatenablog.com
とてもステキなガラスの靴に入ったお花を見ました。
アカシックさんの ブログでも紹介されてたので、とても印象的で。
買えばよかったのに、
なんだか遠慮して買えなかったのを家で悔やんでいましたら、
夫が似たようなものを 探してきて、
クリスマス用のプレゼントにしてくれました。
覚えていてくれたこと。
わざわざ探してくれたこと。
そして、
私のブログの支えにもなってくれていたこと。
今日の記事は、そんな夫のために書いています。ふふ。
そういえば、
クリスマスは結婚記念日だったような。(←今思い出す・・・)
学生時代、キャンパスの最寄り駅で、
乗り過ごした電車の車窓の中に、
夫の姿を見かけたことがあります。
辛子色の表紙の、
とんでもなく分厚い本を読む彼の姿をホームから見ながら、
「それ、電車の中で読む本じゃないよね。」
って思ったことも懐かしい思い出。
あの頃は、こんなに長く、彼と一緒にいることになるとは
思ってもみなかったけれど、
ずっと私が機嫌良く、幸せでいられたのは、
100パーセント、彼のやさしさのおかげです。
いつも、私のわがまま三昧を許してくれてありがとう。
・・・って、いつか言わなきゃな、っていつも思ってます。(←今言えば、って?・・・まあ、そのうちね、そのうち。)
ちなみに、
「もし君が良い妻を持てば、幸福になるだろう。
もし君が悪い妻を持てば、哲学者になるだろう。」
ってソクラテスが言ってるけど、
彼が、哲学者になるのはいつかしら?
・・・ねえ?
夫「幸せな哲学者って選択肢はないの?」
・・・うまく逃げた(つもりの)夫が、笑って言いました。
夫「あなたがブログを始めたとき、
ずっとコメントつかなかったら、
さすがにかわいそうだから
俺がコメントしてやらなきゃ、と思ってたけど、
結局、必要なかったね。」
・・・意訳しますと、
「いつもコメントしてくれるやさしい人たちと、
たくさん出会えてよかったね。」
です。
夫婦ともども、みなさまに感謝を。
みなさまのクリスマスがあたたかな幸せに満ちていますように。
( 追記:ガラスの靴、夫が「花補ぽれぽれ」さまのネットショップで購入したようです。
ぽれぽれさま、ありがとうございました。)