2015/12/25 Fri 07:10更新
知事が便数維持を要請 全日空側は「非常に厳しい」
谷本知事は、25日東京都内で全日空の篠辺社長と会い、小松・羽田便の便数維持を要請しましたが、収支採算性を理由に「非常に厳しい」という見方が示されということです。全日空の羽田便は北陸新幹線開業後、ビジネス客の利用がおよそ5割減り、全日空側は月に4500席増えなければ減便する意向を示しています。全日空本社を訪れた谷本知事は篠辺修社長に羽田便の便数維持を求める要望書を手渡しました。そして、10月以降の搭乗率が8割近いことや機材の小型化でビジネス客の予約が取りづらくなっている現状などを説明しました。これに対して篠辺社長は機材の小型化や料金の引き下げにより収支採算性が悪化し、便数維持は「非常に厳しい」という見方を示したということです。小松・羽田便を巡っては日本航空がすでに再来年3月まで現状の6便を維持することを明らかにしています。