【北京＝蒔田一彦】北京の米国大使館は２４日、クリスマスの前後に北京中心部の繁華街、三里屯地区で欧米人らに危害が加えられる可能性があるとの情報を得たとして、滞在する米国人に警戒を呼び掛けた。

　情報の具体的な内容は明らかにしていない。地元メディアによれば武装警察官の対テロ部隊も出動し、厳戒態勢のクリスマスとなっている。

　同地区は商業施設や飲食店、大使館が集まり、日本人を含む外国人が多く訪れる。北京の日本大使館も、在留邦人に注意を喚起した。