《 なぞなぞの著作権インデックス 》
短いなぞなぞに著作権が認められないのは、
もはや仕方ないとあきらめるとして、
著作権が認められる可能性があるなぞなぞは、
まだあります。
それは、長めのなぞなぞです。
最低でも40文字以上で、
長ければ長いほどよいでしょう。
40~50文字程度は濃いグレーゾーンで、
それより長くなるほど、
グレー度はどんどん下がってくる。
いずれにせよ、
長めのなぞなぞならば、
もし、そのままそっくりの盗用や、
ごく一部を改変されただけの使用であれば、
著作権侵害と認められる可能性があるのです。
60文字、80文字、100文字…
と増えていくほど、
それはもはや、
「なぞなぞ」というよりも、
「なぞなぞを含む創作文章」
というジャンルに属してきます。
自分が最初に作った「なぞなぞ」に
著作権を認めさせたければ、
「長いなぞなぞ文章を作る」
この方法しかありません。
もちろん、
その中の実質的な「なぞなぞ」の部分が、
約40文字以内に短く要約できる場合は、
その要約して作られたなぞなぞ自体に対して、
著作権侵害を主張することは
まずできないでしょう。
なぜなら、それは、
単なる「アイデア」の使用(類似)に相当するからです。
何度も言いますが、
「アイデア自体には著作権がない」
それが、法的見解です。
さて、長いなぞなぞについては、
これ以上の解説はやめておきましょう。
私は、長いなぞなぞには全く興味が湧かないからです。
よほど物語性がない限り、
「なぞなぞは短いほどよい」
というのが私の信条です。
「シンプル・イズ・ベスト」というのは、
すべての物事に適用できる
ゴールデン・ルール。
なぞなぞも例外ではありません。
何度も聞き直さなければ、
また何度も読み直さなければ、
理解できないようななぞなぞは、
経験上9割はつまらないなぞなぞです。
長いなぞなぞを好むのは、
ごく一部のなぞなぞマニアだけです。
だから、
私は今後も関わることがないので、
考えるだけ、論じるだけ
時間と労力の無駄だと考えます。
でも、みなさんが参考にできるよう、
私が当ブログのために作った、
オリジナルの長文なぞなぞを
1つだけ掲載しておきます。
→ 6.長文なぞなぞの例(ながれおとや作)
《 なぞなぞの著作権インデックス 》