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 神戸大大学院農学研究科の大学院生だった男性ら5人が2010年に発表した論文で、実験結果を示す画像1枚が上下反転して使われていたことが25日、同大への取材で分かった。外部からの指摘で判明し、指導教授は既に論文を撤回。同大の調査委員会は改ざんと判断した。

 同大によると、論文は09年3月に同科を修了した男性が中心になって執筆。イネの生育を悪くする、いもち病の菌に関するもので、10年に米国の植物病理学会の学会誌に掲載された。

 問題の画像は、植物のいもち病の耐性を調べる実験で使われていた。一定の条件下で植物が枯れる様子を調べたが、明確な結果が出ないため、画像を上下反転させ、枯れたように見せたという。

 論文の結果自体に影響はなく、男性は調査委に対し「博士論文を執筆していて、多忙だったのでついやってしまった」と話しているという。

 同科は今後、博士論文に関連があるかを調べた上で、男性の博士号の取り扱いを検討する。指導教授を含め、論文を執筆したほかの4人は、実験に関わっていないとして処分はしない方針。

(上田勇紀)

  
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