慰安婦:NYの韓国系団体、世宗大に朴裕河教授の解任を要求

慰安婦:NYの韓国系団体、世宗大に朴裕河教授の解任を要求

 従軍慰安婦が日本の軍人と同志的関係にあり、慰安婦連行に日本政府は関与していなかったという内容で波紋を起こしている、朴裕河(パク・ユハ)世宗大学日本文学科教授の著書『帝国の慰安婦』問題について、米紙ニューヨーク・タイムズの報道をきっかけに、ニューヨーク在住の韓国系コミュニティーでも非難の声が上がり始めた。

 ニューヨーク韓国系保護者協会のチェ・ユンヒ共同会長は21日、『帝国の慰安婦』問題に対する緊急声明を発表、「歴史歪曲(わいきょく)、朴裕河教授解任要求書」を世宗大学の申求(シン・グ)総長に送ったことを明らかにした。

 ニューヨーク韓国系保護者協会は声明で、「2013年8月、親日表現の極致である『帝国の慰安婦』を出版、生存している慰安婦被害者たちに残酷な精神的苦痛を与え、国益に多大な被害を加えて歪曲された歴史を学生たちに教育した朴裕河教授は、もはや大韓民国の教授職にある資格がない」と主張した。

 さらに、「朴裕河世宗大学日本文学科教授は、高校を卒業後日本に留学し、正しい教育のための歴史や知識を習得するのではなく、韓国人としての誇りと自負を忘れ、批判することなく日本の知識人たちから吸収した歴史歪曲を隠ぺい、『帝国の慰安婦』出版後は言論の自由を悪用して間違った主張を広めている」と非難した。

 また、「世宗大学は1947年5月20日に創設者のチュ・ヨンハ博士の建学理念通り、国の利益と同胞の名誉を高め、輝かしい新文化を創造する担い手を育ててきたが、その名誉が失墜しないよう、『歴史歪曲』朴裕河教授をただちに解任することを強く要求する」としている。

 ニューヨーク・タイムズは19日、韓国で物議を醸している朴裕河教授の『帝国の慰安婦』に関する内容を大きく報じていた。同紙は「公式的な慰安婦の歴史は、日本が韓国をはじめとするアジア諸国から軍隊が運営する売春宿に少女たちを強制的に連れて行き、第二次世界大戦で敗北するまで性奴隷生活をさせたというものだが、朴裕河教授は韓国と日本の資料や存命中の元慰安婦とのインタビューを通じ、元慰安婦に対する不快な部分を隠した画一的なイメージが韓日間の多くの感情的紛争を深刻化させていることに気が付いた」と慰安婦に関する別の見方を詳しく報じた。

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