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パチンコ台不正改造 全国で数十万台回収へ
12月24日 20時58分

ギャンブル性が高くなるように不正に改造されたパチンコ台が全国に出回っているとして、来月以降、メーカーで作る業界団体が自主回収に乗り出すことが分かりました。業界団体によりますと、回収するのは数十万台に上る見通しだということです。
パチンコ台の多くは、盤の真ん中にあるデジタル抽せんが始まる口に玉が入って「大当たり」が出ると、大量の玉が出る仕組みになっています。
一方で、ギャンブル性を高めないようにするため、出る玉の数が少ない「小当たり」の口に一定数の玉が入る仕組みにすることが法律などで決められています。
しかし、「小当たり」の口に玉を入りにくくする「くぎ曲げ」という改造をして、「大当たり」を狙わせる不正行為があとを絶たず、出荷段階から行われていた可能性があるとして、メーカーで作る業界団体の日本遊技機工業組合が自主回収することを決めたことが分かりました。
回収は来月下旬をめどに始まり、全国でおよそ295万台あるパチンコ台のうち、数十万台に上る見通しだということです。
日本遊技機工業組合は「射幸心をあおってきた行きすぎた面を反省し、気軽に安心して楽しんでもらえるよう適正な台を設置していきたい」としています。

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