北川慧一
2015年12月25日10時08分
労働組合に加入しているパートタイムの労働者が今年6月末時点で102万5千人となり、初めて100万人を超えた。厚生労働省が24日、労働組合基礎調査として発表した。労働組合員全体に占めるパートの割合も初めて1割を超えた。
パートなど非正規社員が多い宿泊業・飲食業で前年より3万人増え、卸売業・小売業も2万1千人増えた。雇用者に占める労働組合員の割合(組織率)が低い産業で、パートの組織化が進んだ。
こうした産業では、低賃金や過酷な労働環境といった課題も抱えている職場が多い。正社員中心の組合員の減少に歯止めがかからないこともあり、労働組合の中央組織・連合は近年、非正規社員の組織化と待遇改善の取り組みを強化している。
パートの組合員が増えたことで、労働組合員全体の数も6年ぶりの増加に転じ、前年比0・3%増の988万2千人になった。
ただ、組織率は前年を0・1ポイント下回る17・4%で過去最低を更新した。65歳以上の高齢者の就業が進んだことなどから雇用者数が前年より増えたためだ。(北川慧一)
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朝日新聞社会部
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