池田拓哉
2015年12月25日08時13分
会津鉄道芦ノ牧温泉駅(会津若松市)で24日、ネコの名誉駅長の交代式があり、新たに「らぶ」(雄)が就任した。推定17歳とかなりの高齢になり、駅舎で寝ていることが増えた前任の「ばす」(雌)は今後も駅舎で暮らすという。
らぶは1歳8カ月。昨夏から「駅長見習い」として乗降客にホームで愛敬を振りまいてきた。交代式で大石直社長から委嘱状を渡され、県内外から集まったファンの拍手を浴びた。地元の保育園児がハンドベル演奏やクリスマスソングで祝った。
名誉駅長を7年8カ月務めたばすには「芦ノ牧温泉駅初代ご長寿あっぱれ名誉駅長」の役職が与えられた。小林美智子駅長は「暑い日も寒い日も、毎日お出迎えする姿に私も支えられました。本当にお疲れさまでした」とねぎらった。
ばすは2009年、その鳴き声で地元小学生らと一緒に「ばすのウタ」でCDデビューした。作詞は会津若松市出身で「越冬つばめ」で知られる石原信一さん(67)。朝日新聞の取材に「東日本大震災で会津から観光客が激減した苦しい時期も、愛らしい姿で駅を守った。ずっと元気でいてね」と、エールを送った。(池田拓哉)
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朝日新聞社会部
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