もうすぐクリスマス。
ごちそうが待ち遠しい!そこで今日は「食の祭典スペシャル」!今年「サキどり」が注目したさまざまな食。
その後を取材してみると更に進化を遂げていました。
人気に火がつきだしたイノシシやシカなど野生動物の肉ジビエ。
観光客を呼び込むアイデア満載の丼メニューにクリスマスに欠かせないこのフルーツやあの食材も!今日の「サキどり」は一年の食を総まとめ。
産地の挑戦その先を追いました!うまっ!
(鼻歌で「ジングルベル」)
(カビラ)千恵ちゃん1週間ぶり。
(片山)あ〜お待ちしてました。
どうも。
どうぞ。
おっいつもと何か感じが違うよ。
あっ分かった?うん。
だってクリスマスだもん。
そうかもう年の瀬だね。
ですよね。
で今日のオススメは?今日はね今年出してきたメニュー全部オススメなんだけど…。
例えば山口県の幻ののり。
あったあった。
それから人気急上昇のクラフトビール。
ゴクゴクいきたい。
更にうな丼に代わるナマズのかば焼き。
いろいろあったわよね。
いろいろチェックしてきたよね。
まずはこちらを召し上がれ。
ド〜ンとでっかいの出てきたね。
でも福井県?ほら福井のあのプロジェクトあったじゃない。
プロジェクト?あ〜あ〜はいはいあったあった。
あったね。
ド〜ンといこうよ。
そうそれは3月に大和田獏さんと旅をした福井県の丼のプロジェクト。
福井のソウルフードソースカツ丼に端を発しオリジナルの丼を観光客を呼び込む起爆剤にしようと始めた福丼県プロジェクトです。
うんうん…。
プロジェクトのキーマン洋食店を営む野坂昌之さんはPR下手な県民性にじくじたる思いを抱えていました。
48軒の飲食店が参加して始まった丼プロジェクト。
今はどうなっているのでしょう。
再び野坂さんを訪ねてみると…。
えっ福丼博!?1年もたたないうちに福丼は大躍進。
なんと博覧会まで催されていました。
参加店舗は以前の5倍273軒!例えば…朝取れの地魚たっぷり。
生きのよさをネーミングに込めました。
だから「活丼」。
こちらは恐竜ーDON。
さすが恐竜化石の一大産地。
ごま豆腐の恐竜がアクセントです。
(恐竜の鳴き声)樽にタルトを入れた樽と丼。
栗と五色豆たっぷり。
ん?スイーツも丼?そう実は福丼の条件はたった一つ。
この緩〜い縛りのおかげで工夫を凝らしたオリジナルメニューがどんどん誕生したのです。
公式ホームページでは人気投票も開催。
バラエティ部門の金賞に輝いた丼がすごいと聞いて野坂さんに案内してもらいました。
これが名物…具の高さは優に15センチ超え。
ごはんの上に焼き肉その上に天ぷらが3つ更にその上にソースカツが3枚載っています。
ひっでとは福井の方言ですごいという意味。
ひっで丼のおかげで店の売り上げは3割アップ。
県外からも客がやって来るようになりました。
ちゅう房では店の主人が新たな丼を開発中。
いろんなバリエーションで工夫のしがいがあって大アピール。
いいじゃないですか。
以前福井県取材した時にいいものをたくさん持っているのになかなかうまく発信できてないなもったいないっていう印象があったんですけど。
まさにやる気スイッチ押されてましたね。
グイッと入りましたよねこれね。
しかもこれ丼ですからそこに行かないと食べられない。
そうか。
足を運ぶきっかけにもなりますよね。
これほかの地域でも観光のヒントになりそうな。
いける感じしますけれどもね。
で実際足を運べば丼のみならずその県の魅力に会えるって事ですよね。
そうなんです。
さあまだまだ続きます。
「食の祭典スペシャル」続いての食材は…こちら。
おっ!2月に放送しましたジビエ。
イノシシの肉のシチューそしてグリルご用意致しましたよ。
いいですねこれイノシシ肉なんですね。
いっちゃいます。
おっ。
うん軟らかい。
実は大手グルメサイトによるとジビエ料理を扱うお店の数ここ3年で5.7倍に増えているんです。
すごい成長率はい。
さあ「サキどり」が訪ねたあの地域。
一体どうなっているんでしょうか。
愛知県の奥三河地方。
野生動物による深刻な農作物被害に悩んでいました。
被害額は年間7,800万円に上ります。
金田治久さんら地元の農家はフェンスの建設など対策を講じましたが被害は一向に減りません。
そこで金田さんは野生動物を駆除し地域の特産品にするという一石二鳥のプロジェクトを計画。
ジビエ料理の専門家を招いた勉強会に地元の旅館や飲食店の経営者らを集めました。
捕獲後適切に処理された肉は臭みもなく軟らかいと大評判。
あれから10か月。
再び金田さんを訪ねると…。
案内された建物。
掲げられた看板にはジビエの文字。
それでは中を見てもらいたいと思います。
当時金田さんが仲間と建設に取り組んでいた食肉処理施設が完成していました。
内臓を取り出し皮を剥ぐ。
捕獲した野生動物を処理し食肉にする設備が整っています。
肉を保管する大型の冷蔵庫やさまざまな機械も含め建設費用は1,500万円。
自治体の助成金と住民300人の寄付で賄いました。
4月の操業開始からこれまでに処理したイノシシとシカは170頭。
300万円を売り上げました。
金田さんらの奮闘のかいあってジビエ料理は地元に浸透。
今では20軒近くの飲食店がメニューに採用しています。
新たなご当地グルメも誕生!その名もししラーメン。
ええ〜!?イノシシの骨でとったスープ。
チャーシュー代わりにイノシシのバラ肉も載っています。
あっさりとしたしょうゆ味。
野性味が味わえると大人気。
午後1時早々に売り切れてしまいました。
ああ完売。
こちらの旅館には観光客に人気のランチメニューがあるのだとか。
地元の食材で作るジビエ御膳。
緑色の小鉢…ほかにもシカのローストやシカとイノシシの角煮。
4種類のジビエ料理が堪能できます。
皆さん完食。
先月15日今シーズンの狩猟が解禁されました。
こちら水道工事業を営む村松純次さんは食肉処理施設のメンバーです。
野生動物が捕獲されるといつでも連絡が入ります。
仕事が一段落したところで現場に急ぐ村松さん。
というのも肉の質を左右するのはしとめ方。
血が体に回ったりにおいが肉に移らないよう処理を熟知した人が行います。
そしてここからは時間との闘い。
一刻も早く処理しなければなりません。
しとめてから内臓取り出しまで2時間以内が目安ですがこの日は僅か40分で終了。
質のよい肉はこうして生産されるのです。
しかし課題も見えてきました。
8人いるメンバーはそれぞれ農業や運送業など本業があります。
肉の生産量を増やしたくても現場に駆けつけ処理をする人手が足りないのです。
ジビエ人気とともに増え続ける注文に対応する事が困難になってきました。
そんな中うれしい出会いも。
行きますか。
狩猟に興味を持った20代の女性がやって来るようになったのです。
名古屋市内に住む小野有紀さん。
この施設のホームページ作りに関わった事がきっかけでした。
9月から週に1回のペースで施設を訪れ肉の処理技術を学んでいます。
来年2月には狩猟免許の試験も受験するつもりです。
金田さんたちは大きな期待を寄せています。
はあ〜でも食肉処理施設スタートして半年で300万円の売り上げ。
しかもですね生肉だけではなくて加工品の試作も今始まってるんですって。
これが?はい。
ハムベーコンそしてから揚げなど。
加工するとこれもちろん保存が利くという事もあって流通これ広がって…。
より遠くにも届けられる可能性広がりますよね。
でも以前紹介した際にジビエのビジネスの拡大。
これ流通網の整備が肝だっていう話がありましたよね。
これどうなってるんですか?これも新しい動きが出ているんです。
実は先月流通業界や地方自治体など22の団体が集まって国産ジビエ流通規格検討協議会というものが発足したんです。
で以前番組でも取材しましたシェフの藤木さんが会長。
こうおっしゃっています。
「安全で良質なジビエを安定供給させたい」。
処理施設加工業者そして飲食店のマッチングをどう図るかなどね。
そういった仕組み作りが重要だと。
そうするとジビエがますます身近になってくるっていう…。
この可能性感じますよ。
バーベキューの可能性も広がるかもしれませんよ。
もちろん担当させて頂きます。
高齢化による農業の担い手不足。
深刻な問題解決の切り札にと農業未経験の主婦たちが奮闘する地域をこの夏取材しましたよね。
どんなんかなと思って…。
地元の農業法人がパートの女性を雇い始めて4年。
耕作面積拡大や作付け品目増加で収入は73%アップしました。
パートの主婦黒田亜子さんです。
収益増加を目指し新たな作物に挑もうとしていました。
イチゴの栽培。
高い利益率が見込めます。
しかし初期投資だけで1,000万円以上。
ベテランの農業経験者からは不安と心配の声が上がりました。
でも「サキどり」のカメラはしっかり捉えていました。
黒田さんの決意。
あれから3か月。
再会した黒田さんが案内してくれた先には…。
イチゴです!黒田さん綿密な収支計画を策定し栽培を始めていました。
まだ試験段階ですが800株のイチゴを育てています。
甘くなるように毎日ハウスを回り余分なツルを取り実を間引きます。
イチゴは真っ赤に実りました。
次なる問題は売れるかどうか。
この日うわさを聞きつけた地元のケーキ屋さんが訪ねてきました。
色も艶も申し分なし。
ケーキの飾りに十分な大きさです。
黒田さんのイチゴ気に入ってもらえたでしょうか?翌日注文が入りました。
記念すべき初出荷。
はいありがとうございます。
この日は5パック納品しました。
地元産のイチゴを使ったスイーツは全部で5種類。
お客さんも大きなイチゴにびっくりです。
黒田さんのイチゴ評判は上々です。
順調に進んでいるかに見えるイチゴの栽培。
実は今大きな壁にぶつかっています。
想定外の出費が次々発覚。
計画額を大きく上回ってしまいました。
甘くはない農業の現実。
黒田さんふんばりどころです。
10月食の生産者たちを大きく揺るがした…海外から流入してくる安い食品にどう対抗するのか重要な局面を迎えています。
高い付加価値で商品力をつけ販路を広げる挑戦が熊本・天草で始まっていました。
ブランド地鶏天草大王の生産者堤田亨さんです。
天草大王は体長90センチにもなるという国内最大級の大型ブランド地鶏。
主に地元九州で消費されていましたがこの夏市の仲介で東京のバイヤーとの商談が始まり…。
…とめでたく商談成立。
大消費地東京への販路が開けました。
堤田さんの天草大王が食べられる居酒屋があると聞いて訪ねてみました。
天草大王の評判はいかに?こちら天草大王のですね…。
一番人気は特大の手羽。
大きいやっぱり。
生産者の堤田さんを半年ぶりに訪ねました。
販路拡大の道筋が見え天草大王の生産量を徐々に増やしています。
上質な鶏を育てる秘けつはこのエサ。
イスラム教で禁じられた豚肉由来のエサを使わずに天草大王を育てようというのです。
というのもイスラム教徒の人口は16億。
彼らの胃袋をつかみたいとイスラム圏への輸出に向けた計画が今まさに進行中。
地元の生産者らで作る組合では既にハラル認証を取得。
イスラムの戒律にのっとった食肉生産が始まっています。
そのためにイスラム教徒の従業員も雇い入れました。
高付加価値の食材で輸出を目指す。
先を見据えた戦略が着々と進められています。
いやイスラムマーケット16億人ですからね。
ハラル仕様この取り組み。
驚きですね。
そして黒田さんのイチゴ。
前回の放送どうなっちゃうのかなというねちょっと心配な面もあったんですけども。
ちょっとドキドキでした。
今はこの試験栽培。
でこの結果を受けて来年以降本格的な栽培に乗り出すのかどうか見極めるという事なんですよね。
まさに今正念場を迎えているという事なんですよね。
是非軽やかにそのハードルを越えて新たな世界切り開いてほしいですね。
さあさまざまな食の挑戦のその後見てきましたが。
私たちの食卓も今後また変わっていくんでしょうかね。
そうですよね。
まあTPPの大筋合意という事で消費者にとっては価格が下がるこれうれしいんですけれども生産者の皆さんはまたチャレンジングな日々が続くって事ですよね。
そうですよね。
これからも生産者の果敢な挑戦を私たちは応援しながらそして来年も皆さんにサキどった情報をお届けしてまいります。
まいります。
さあ応援の時間割りは日曜日の朝。
という事でエンディングナンバーはEarthWind&Fire「SundayMorning」。
2015/12/22(火) 01:40〜02:10
NHK総合1・神戸
サキどり↑「食の祭典スペシャル」[字][再]
今年最後の放送は、サキどり版“食の祭典”。「食卓においしく安全な食べ物を届けたい」と奮闘していたサキどり出演者たちのその後を取材。新しい年の食の可能性を考える。
詳細情報
番組内容
今年最後の放送は、サキどり版“食の祭典”。TPPの大筋合意など、日本の「食」をめぐる環境が大きな岐路に立たされたこの一年。「食卓においしく安全な食べ物を届けたい」と奮闘していたサキどり出演者たちのその後を取材。掲げた野望は大きかったが、現実はそう甘くはない。果たして彼らのその後はいかに…?「食の挑戦者たち」の「始まったばかりの歩み」のその後を取材し、新しい年の食卓の可能性を考える。
出演者
【キャスター】ジョン・カビラ,片山千恵子
ジャンル :
情報/ワイドショー – その他
ニュース/報道 – 経済・市況
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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