認知症カフェ「どーも」にようこそ。
マスター知ってた?認知症で行方不明になった人が年間1万人もいるんですって。
すごい数ですよね。
驚きですよね。
今や徘徊は家族だけの問題ではないんですね。
地域ぐるみで見守り支えていく事が求められてるんですよ。
僕らにも何かできる事ってあるんですかね?あるんですね。
放っておかずにやっぱり声をかけるという事なんですけど。
そういう時のために実は私の住んでいる福岡県大牟田市では日頃から見守り声かけができるように模擬訓練を行っているんですね。
模擬訓練?はい。
大牟田市の見守り声かけ模擬訓練の様子です。
徘徊者役の女性が町を歩き回りこの女性を見つけて保護しようという訓練です。
警察や行政も連携し捜索が始まりました。
訓練では実際に大牟田市にあるSOSネットワークというシステムを使います。
警察に連絡すれば登録している市民や消防タクシー会社などに一斉に連絡がいき捜索を開始します。
地域の人に気付いてもらう事も訓練のポイントです。
声をかけた人には後ろを歩くスタッフが訓練である事を伝えます。
何ね芝居ね?ごめんなさい。
すいませんでした。
もう〜!あ〜すごいですね。
こんな具体的な事をやってるんですか?はいそうなんです。
僕たちが出会ったらどんな声をかければいいんですかね?最初はやっぱり普通に「こんにちは」と挨拶からでいいと思います。
そして「何かお困りな事はありませんか?」とか。
あるいは「どちらに行かれますか?」などと声をかけるといいんですね。
ごくごく普通にっていう事ですね?はい。
ただ急に近づいたりとか後ろから声かけたりとかするとやはり相手の方が怖がられたりされる。
ですから焦らずゆっくりと前から目線を合わせて声かけていくという事が大切です。
もし認知症の方だった場合はそのあとどうすればいいんですか?警察とか近くの交番とか地域包括支援センターの方に是非連絡をしてみて下さい。
消防とかいろんな地域の住民さんやいろんな所が実はネットワークを組んでてそういった人たちが協力して捜索をしてくれるんですね。
なるほど。
今度声かけしてみよう。
はい。
2015/12/22(火) 13:52〜13:55
NHK総合1・神戸
認知症キャンペーン「もし町で出会ったら」[字]
いま認知症のはいかいによる行方不明者は年間約1万人。こうした人々を放っておかず、地域で声をかけて見守る取り組みの大切さを先進地域である福岡県大牟田市の例から学ぶ
詳細情報
番組内容
いま認知症のはいかいによる行方不明者は年間約1万人。こうした人々を放っておかず、地域で声をかけて見守る取り組みの大切さを先進地域の例から学ぶ。福岡県大牟田市では、年に1回「見守り声かけ模擬訓練」を実施。警察に連絡すると実際にあるSOSネットワークを使ってタクシー会社や消防などに一斉に連絡が行く。見つけた時の声のかけ方など役立つヒントを伝える。キャスター:山本哲也アナ、ゲスト:グッチ裕三、大谷るみ子
出演者
【ゲスト】グッチ裕三,大牟田認知症ライフサポート研究会代表…大谷るみ子,【キャスター】山本哲也
ジャンル :
福祉 – 社会福祉
福祉 – 高齢者
情報/ワイドショー – 健康・医療
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