こんにちは。
きのう、千葉県君津市のトンネルで、天井を覆っていた重さ20トン以上のモルタルが剥がれ落ちた事故で、県は、けさから現地調査を行って、落下の原因について詳しく調べることにしています。
では、現場から中継です。
事故現場には先ほど、千葉県の職員と下請け業者が入り、申し訳ありませんなどと謝罪したうえで、事故原因を調べるとしています。
きのう午前8時過ぎ、君津市にある補修工事中の国道410号線のトンネル、松丘ずい道で天井を覆っていたモルタルが、長さおよそ20メートル、幅およそ5メートルにわたり剥がれ落ちました。
このトンネルは、小学校や中学校の通学路のほか、キャンプ場、ゴルフ場などの施設に向かう人が利用し、1日3000台の交通量があるということです。
事故が起きた時間帯に、通行車両などはなく、けが人はいませんでしたが、剥がれ落ちたモルタルの重さは、およそ23トンに上っています。
人的被害がなかったことはよかったなと。
教え子の女性に、司法試験の問題を漏らした罪に問われた、明治大学法科大学院の元教授に対して、東京地裁は、懲役1年執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
青柳幸一被告は、ことし2月から5月にかけて、みずから作成した司法試験の憲法の問題を、教え子だった20代の女性に漏らした国家公務員法違反の罪に問われています。
きょうの判決で東京地裁は、交際していた女性に、みずから進んで繰り返し漏えいしていて、その経緯や動機は、強い非難に値すると述べ、司法試験の公平さに対するしんらいが大きく害されたことは明らかで、重大な犯行と厳しく指摘しました。
その上で、失職などの社会的制裁を受けていると述べ、懲役1年執行猶予5年を言い渡しました。
執行猶予の期間として5年は最長で、最も実刑に近いものです。
青柳被告は、うつむいたまま判決を聞き、一礼して法廷を後にしました。
中国・深セン市で起きた大規模な土砂崩れは、きょうで発生から5日目を迎えました。
いまだ70人以上いる行方不明者の救出作業が続く中、政府は、被災者の不満が高まらないよう、手厚い対応を強調しています。
深セン市の現場では、新たに1人の死亡が確認され、死者の数は合わせて5人になりましたが、依然、70人以上が行方不明のままです。
当局は救助活動の人員をさらに増やして、5000人以上の態勢で臨んでいて、生存率が下がるとされる発生から72時間を過ぎても、全力を挙げると強調しています。
また被災者1800人余りに、ホテルなどが手配されたほか、不明者の家族およそ200人のケアに、専属チームが当たります。
土砂崩れは行政のずさんな管理の結果起きた人災という見方が広がる中、中国政府は被災者などに対する手厚い対応を強調しています。
フリージャーナリストの安田純平さんが、シリアで武装勢力に拉致され、身代金を要求されていると、フランスのNGO、国境なき記者団が声明を出しました。
NGOの幹部はFNNの取材に、状況は緊迫していると話していて、日本政府に救出を急ぐよう求めています。
国境なき記者団によりますと、安田さんはことし7月に拘束され、武装勢力が身代金を払わなければ殺害するか、ほかのグループに売り渡すと脅迫しているということです。
安田さんは、フリーランスのジャーナリストとして、主に中東を取材し、2004年にはイラクで武装勢力に一時拘束されました。
今回は、過激派組織イスラム国に殺害された、後藤健二さんの取材目的でシリアに入り、アルカイダ系のヌスラ戦線に拘束されたという情報もあります。
本人のブログやツイッターは、ことし6月20日以降、更新されていません。
政府としては邦人の安全確保、これは政府の重要な責務であるという認識の下、さまざまな情報網を駆使して、全力で対応をしております。
岸田外務大臣は、安田さんの安否など、具体的な情報については言及を避けました。
また、菅官房長官は、新しい展開があったのかという質問に対して、承知していないと答えました。
三重県御浜町で、中学2年の女子生徒を誘拐したとして、高知市の男が逮捕された事件で、警察は、今月19日に男の自宅で、女子生徒と見られる人物を確認していたことが分かりました。
高知市の自称会社役員、波川智央容疑者は先月18日、三重県御浜町の中学2年の女子生徒を誘拐した疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、今月19日、高知県警の捜査員が波川容疑者の自宅で、女子生徒と見られる人物を確認し、これを受け、三重県警が今月22日、自宅から出てきた波川容疑者に職務質問をかけ、女子生徒を保護しました。
女子生徒にけがはなく、波川容疑者の自宅からは、生徒のスマートフォンのほか、行方不明になった際に着ていたジャージなども見つかったということです。
調べに対し波川容疑者は、誘拐に当たると思わなかったと容疑を一部否認しています。
政府はけさの臨時閣議で、来年度予算案を決定しました。
歳出に当たる一般会計では、総額で96兆7218億円と、過去最大です。
一方、歳入ですが、企業の業績改善などで税収が57兆6040億円と、今年度当初予算に比べて、およそ3兆円増えています。
この結果、借金に当たる新たな国債の発行額は、今年度よりもおよそ2兆4000億円減って、34兆4320億円に抑えられました。
では、石井記者の解説です。
国債の発行額は減ったものの、借金に頼る厳しい財政状況は、依然として変わっていません。
強い経済の実現に向け、少子高齢化に対して正面から取り組もうといたしております。
社会保障関係費では、安倍総理が掲げる一億総活躍社会に向けて、女性だけでなく、男性の不妊治療も予算が手当されるなど、目新しさもうかがえます。
一方で、医療機関に支払われる診療報酬を、8年ぶりに引き下げるなどして、費用を抑制しましたが、高齢化による医療費などの増大のため、全体では今年度に比べ、4400億円程度多い、31兆9700億円と、過去最高を更新しました。
また東京オリンピックでのメダル獲得などを視野に、スポーツ関連予算は今年度より34億円多い324億円と、初めて300億円を超えたほか、外国人観光客の急増を背景に、観光関連予算は今年度の2倍以上となる200億円となっています。
また防衛予算も初めて5兆円台に達したほか、日本が議長国を務める来年の伊勢志摩サミット・主要国首脳会議を控えて、国際社会にアピールするため、ODA・政府開発援助の予算も、17年ぶりに増やすなど、安倍カラーを前面に出した予算となりました。
アベノミクスを背景とした税収の増加で、新たな国債の発行額は減りましたが、財政健全化に向けて歳出にどう切り込むのか、安倍政権の大きな課題が、引き続き重くのしかかります。
トルコ・イスタンブールの空港で、旅客機の中にいた女性清掃員2人が死傷した爆発は、5機の旅客機を破損させるほどの威力でしたが、詳しい原因は依然明らかになっていません。
イスタンブールの国際空港に駐機していた旅客機の外で23日、発生した爆発について、トルコの運輸相は合わせて5機の旅客機が破損したと、その威力に言及しています。
機内にいた2人が、ガラスの破片の直撃を受けて死傷しましたが、具体的にどこで何が爆発したのかは分からないままで、運輸相も、結論を出すには早すぎるとしています。
アルペンスキーのワールドカップで、テレビ中継用のドローンが、競技中の選手の真後ろに落下する事故があり、国際スキー連盟は、当面、撮影用のドローンの使用を禁止しました。
コースを滑る選手の後ろに落下してばらばらになるドローン。
これは、イタリアで22日、行われた男子の回転競技中に起きた事故で、滑っていたオーストリアの選手は落下に気付かず、競技を続けました。
大事故になりかねなかった事態に、国際スキー連盟は23日、撮影のためのドローンの使用を当面、禁止することを決めました。
今回の落下についてAFPは、操縦者がドローンを制御できなくなるおそれがあったとして、意図的に落下させたと伝えています。
秋田県湯沢市で住宅1棟を全焼する火事があり、焼け跡から女性2人の遺体が見つかりました。
この家に住む2人と連絡が取れなくなっていて、警察は身元の確認を急いでいます。
火事があったのは、秋田県湯沢市の高橋俊一さんの住宅で、午前5時過ぎ、近所の住民から火が出ていると警察に通報がありました。
火はおよそ2時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅1棟を全勝したほか、隣接する小屋の一部が焼けました。
焼け跡から女性2人の遺体が見つかりました。
高橋さんは3人暮らしで、同居する母親のサタヱさんと、妻のミヨ子さんの2人と現在、連絡が取れなくなっていて、警察は身元の確認を急いでいます。
続いて、ワールドトピックス。
せっかくのクリスマスソングも、ちょっと行き過ぎだったようです。
のりのりの男性DJがラジオ番組でかけたのは、クリスマスソングの定番、ワムのラスト・クリスマスです。
オーストリアのラジオ局で18日、連続24回、実に2時間余りにわたってこの曲をかけ続けたため、100人以上から抗議の電話が殺到しましたそんなDJを止めたのは、パパ、みんなおかしくなっちゃうわという4歳の愛娘からの抗議電話でした。
DJは罰として、クリスマスイブと大みそかの勤務を命じられたんだそうです。
一方、こちらはポーランドの動物園。
動物にクリスマスプレゼントが贈られました。
といっても、これは動物の反応を調べるための研究の一環です。
プレゼントの中身は、ふだんは動物が口にすることのないココナッツや野菜など、さまざま。
動物はプレゼントをかじったり、匂いをかいだりと、興味津々の様子で、クリスマスプレゼントを楽しんでいるようでした。
では株と為替です。
兵庫県尼崎市などで起きた連続変死事件で、自殺した角田美代子元被告の義理の娘で、3人に対する殺人罪などに問われた女に検察は懲役30年を求刑しました。
角田瑠衣被告
(30)は、自殺した角田美代子元被告の息子の妻で、自身の姉の仲島茉莉子さんに暴行を加えて殺害するなど、3人に対する殺人罪など9つの罪で起訴されています。
瑠衣被告は「事件には関わったが、殺すつもりはなかった」などと起訴事実のほとんどを否認していますが、きょうの論告で、検察は「一連の犯行は美代子元被告だけでは成り立たず、瑠衣被告の責任は重い」と指摘しました。
一方で「当時は美代子元被告の強い影響下にあり、捜査や裁判を通じては自分にとって不利になるような証言もするなど真相解明に協力した」として懲役30年を求刑しました。
きのう、和歌山市のショッピングセンターで食料品を万引きしたとして71歳の女が逮捕されました。
女は現金およそ100万円を持ち歩いていましたが「出すのがもったいなかった」と話しています。
和歌山県有田市に住む71歳の女はきのう午後1時半頃、和歌山市のショッピングセンターで牛肉やうなぎ、酒など食料品44点・およそ3万8900円相当を盗んだ疑いが持たれています。
カートに商品を入れたまま支払いをせずに店を出たところで監視していた保安員に呼び止められ万引きを認めたため現行犯逮捕されました。
警察が所持品を調べたところ、女の財布の中には現金およそ100万円が入っていました。
女は「年金などを下ろした金で持ち歩いて管理していた」と話していて万引きについては「金を出すのがもったいなかった」と供述しています
養殖のブリの臭みを抑え鮮度を保ったまま海外へ輸出することができる加工工場が、和歌山県新宮市に完成しました。
この工場は近畿大学などが出資して設立したもので、全国から運ばれた魚を最新の機器で加工し海外に輸出します。
ブリは時間が経つと臭みが出る性質があるため輸出が伸びませんでしたが、この工場ではポリフェノールを使った特殊なフィルムで包装して冷凍することで、鮮度を保ち臭みを抑えられるということです。
工場は来月から本格的に稼動し、シンガポールや香港にブリを輸出します。
2015/12/24(木) 11:30〜11:55
関西テレビ1
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