2015.12.25 02:00
漫画家・赤松健先生が海賊版マンガに広告を付ける実験!作者の広告収入で驚きの結果が…
一部抜粋
いよいよ発動、「日本の全マンガ蒐集計画」!・・・9月の広告収益ベスト10作家も発表!
http://d.hatena.ne.jp/KenAkamatsu/20151224/p1
先月、作者の許諾を得て行った「ホワイト・リスト&インセンティブ作戦」。
海賊版のマンガZIPをネットの皆さんにアップロードしてもらい、それに広告を付けて無料公開した上で、広告収益は作者に100%お渡しする
という画期的な実験でした。
この方法なら、海賊版マンガにダメージを与えつつ、楽に作品データを収集して作者の収益へと繋げることができます。
実験はまたもや大成功を収め、更に色々な特徴(というかコツ)が分かってきました。
1.アップロード者はこういった実験に協力的であり、その人数は予想よりずっと多かった。
2.また、アップロード者が必ずしもインセンティブを欲しているとは限らない。
3.サイバーロッカーにあるのは新刊が主で、マイナー誌の絶版書はあまり収録されていない。また、常に削除されては再登録されている。
4.海賊版ZIPの1枚目は表紙カバーの横長スキャンであることも多く、電子書籍としては表紙のみトリミングが必要。
5.自分で裁断スキャン(自炊)している人は非常に少ない。
6.読者は、多少の画質の悪さは意外と気にしない。
今回の結論として、
第三者が海賊版マンガZIPをアップロードし、それを作者の利益に結びつけるこの手法は、思ったより楽で有効である
と申し上げてよろしいかと思います。
略
絶版するほど古めの作品群だと考えると、ぶっちゃけマンガ図書館Zの広告収益は「出版社からの1年分の収益報告に(一ヶ月だけで)匹敵する」と思われるのですが、いかがでしょうか?(出版社から来る電子版印税は、下手すると半年で1万円以下じゃないですか?)
#マンガ図書館Z いよいよ発動、「日本の全マンガ蒐集計画」!・・・9月の広告収益ベスト10作家も発表! https://t.co/c0evD4TMvS ★9月の広告収益トップは堤抄子先生!広告収益だけで一ヶ月6万円、KDP等を合わせると一ヶ月10万円を稼ぎ出しました。そして・・!
— 赤松健 (@KenAkamatsu) 2015, 12月 24
#マンガ図書館Z いよいよ発動、「日本の全マンガ蒐集計画」! https://t.co/c0evD4TMvS ★このシステム、私がやらなくても、多分グーグルかアマゾンかネイバーが将来やるでしょう。でも文化を外資企業に握られたらアウトです。外国の価値観で作品を検閲&選別するからね。
— 赤松健 (@KenAkamatsu) 2015, 12月 24
この話題に対する反応
・すごい(すごい)
・おーこれはすごい取り組み!
世界が変わるよこれは!
・凄い!一位の作家さんなんてほぼ10万じゃない!
赤松先生こんな実験してたんだ
タダで読めるなら広告くらい気にしない人が多いってことかな
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