生放送のため字幕に誤字が生じることがあります。
ご了承下さい。
今年６月、取材でシリア国内に入った後、行方がわからなくなっていた日本人のフリージャーナリスト安田純平さん。
国際ジャーナリスト組織、国境なき記者団は２２日、ホームページ上で安田さんがアルカイダ系の武装組織、ヌスラ戦線の支配する地域で拘束されたとする声明を出した。
国境なき記者団は武装勢力が安田さんの身代金を要求している情報があることを明らかにし応じられない場合、殺害されるか他の武装勢力に引き渡される恐れがあるとしている。
フリージャーナリストとしてシリアやイラクなど紛争地を取材してきた安田さん。
６月下旬にトルコ経由でシリア入りし７月中旬に帰国予定だったとされている。
本人のツイッターは６月２０日の書き込みを最後に更新されていない。
安田さんと親交があるジャーナリストの常岡さんは。
常岡さんによるとグループは安田さんの拘束を認めず要求も出していない。
目的は不明だが、内部には無償解放を働きかけている人もいるという。
いまだ不明となっている安田さんの安否。
外務省は情報網を駆使して全力で対応に務めているという。
こんばんは。
「ＮＥＷＳアンサー」です。
安田さんは２０１４年にもイラクで地元の武装グループに一時拘束されているんですね。
ただ今回は犯人グループから直接声明が出されたわけではなく国境なき記者団を通じての情報ということで今後、新たな情報が入るのか注目されます。
次です。
関西電力の高浜原子力発電所の３号機と４号機の再稼働を差し止めた４月の仮処分決定について福井地裁は今日、この仮処分決定を取り消し、再稼働を認める判断をしました。
再稼働に必要な地元の同意はすでに得ていて、関西電力は来月下旬の運転を目指すとしています。
高浜原発の３号機と４号機をめぐっては原子力規制委員会の審査に合格しましたが、福井地裁が今年４月、新基準は合理性に欠くとして再稼働を認めない仮処分決定を出しました。
これに対して関西電力は異議を申し立てていました。
そして今日、福井地裁は安全性にかける点があるとはいえないと指摘し、再稼働を認める判断を示しました。
また福井地裁は関西電力大飯原発の３号機と４号機の運転差し止めについても住民側の主張を却下しました。
今日の判断を受け、関西電力は皆様のご理解を賜りながら安全性が確認された原子力プラントの１日も早い再稼働を目指してまいりますというコメントを発表しました。
では続いては特集です。
今、医療の現場で医者の手が届きにくい部分をケアする新たな存在が注目されています。
それが、こちらのお坊さんなんです。
実はお勤めが終わりますと、病院の職員としてこちら、勤務に入って医者とは違った接し方で患者に頼られる存在になっているんです。
僧侶が変える新たな医療現場を取材しました。
午前８時。
岐阜市にある浄慶寺の僧侶、田中至道さん。
毎日、午前中は檀家を数件回り月命日のお参りなどを務めています。
昼過ぎ、急いで袈裟を脱ぐ田中さん。
いってきます。
着替えて向かうのは。
寺から車で１時間ほどの場所にある診療所です。
実は田中さんはこちらの職員でもあります。
田中さんの役割は終末期の患者や病気で家族を失った人などの心のケア。
臨床宗教師といわれる新たな医療者です。
こんにちは。
田中さんの主な仕事は在宅患者の見回りです。
この家に住む小川和子さん８７歳。
１人で暮らしています。
１７年前に夫を亡くした和子さん。
今年４月、大腸がんの手術を受けその数ヵ月後には一人息子を病気で亡くしました。
田中さんは半年以上、気落ちする和子さんのもとに毎週通い、話に耳を傾けてきました。
和子さんは会話を重ねるうちに少しずつ悲しみを受け入れられるようになりました。
和子さん、お参りさせていただきます。
はい、お願いいたします。
田中さんは１時間ほどかけて、じっくりと話を聞きます。
布教はせず、宗教や宗派を超え患者の死生観に寄り添う。
それが臨床宗教師です。
臨床宗教師は東日本大震災をきっかけに誕生しました。
被災した人や遺族などの心のケアが求められたためです。
お堂で賛美歌を歌うのは牧師や僧侶など全国から集まった宗教者たち。
東北大学が主催する臨床宗教師の養成講座です。
ここでは人と接しても布教はしないことなど、臨床宗教師としての心構えを３ヶ月間ほど学びます。
ただ資格ではないため講座を修了すれば臨床宗教師として認められることになります。
臨床宗教師は医療現場だけでなく介護の現場などでも活躍しています。
開講から４年、これまでに１２６人が講座を修了しました。
臨床宗教師の田中さんも東北大学で受講しました。
田中さんを採用した沼口委員長も実は僧侶。
これからの医療は臨床宗教師との連携が必要になると考えています。
患者に寄り添い、いのちをみつめる臨床宗教師、田中さん。
今日も苦しみや悩みを抱える人などの心のケアにあたっています。
日本では宗教というとどうしても身構えてしまうといういちめんもありますが、アメリカの病院などでは臨床宗教師のような存在ケアチームの一員として位置づけられているそうです。
ちょっとわかりやすく、こちらにあらわしてみましたが、患者さんの治療を実際に行ったりとか治療計画を立てたりする一方での心のケアのほうなんですね。
日本でも特に終末期医療などの現場などで患者さんの死への不安ですとか恐怖を受け止める存在。
心のケアのニーズは今後高まるとみられています。
そのときにこういった臨床宗教師のような存在というのは患者を支えるチーム医療の役割のひとつとして期待されるのではないかと思います。
なぜ事故は起きたのか？４年連続で過去最大を更新しました。
政府は今日、閣議決定した来年度予算案は総額９６兆７０００億円と過去最大の規模に膨らみました。
麻生大臣が強調した歳出改革の最大の成果は８年ぶりの診療報酬の引き上げで医療への支出をおよそ１５００億円減らしました。
しかし安倍政権がかかげる１億総括躍社会の実現に向け保育サービスの拡大や介護施設の充実を増やしたことで社会保障費は３１兆９７００億円と過去最大を更新。
このほか防衛費や外交費も増加するなどと歳出の増加に安倍カラーが全面に出る形となりました。
一方、歳入面には景気の回復により税収が伸びたことで国債への依存度は３５．６％と国の財政は依然収入の３分の１以上を国の借金に頼っています。
税収の増加にたよって財政を増やした健全化には課題を残す形となりました。
落下した原因の調査を開始しました。
千葉県君津市にあるトンネルで天井を覆っていた重さ２３．５トンのモルタルが剥がれ落ちた問題で国土交通相から派遣された専門家が落下した原因などについて現地調査を始めました。
現場のトンネルでは去年から老朽化対策の補修工事を進めていて落下したモルタルはおよそ１か月前に新しく吹き付けた部分でした。
元教授に有罪判決です。
自らが作成にかかわった司法試験の問題を交際していた教え子の女性に漏らしたとして国家公務員法違反の罪に問われた元明治大学法科大学院教授の青柳幸一に対し東京地裁は懲役１年執行猶予５年の判決を言い渡しました。
判決で東京地裁は司法試験の公正さに対する信頼が大きく害されたと指摘しました。
４度目の納入延期です。
三菱航空機は先ほど開発を進める国産初のジェット旅客機ＭＲＪの旅客機の納入時期を１年程度延期すると発表しました。
当初２０１７年の４月から６月にＡＮＡホールディングスの納入を予定していましたが必要な試験飛行の時間を確保できないため１８年以降に延期することになりました。
計画の遅れにより事業の黒字化も遅れる見通しです。
マイナンバー制度の導入をめぐる汚職事件で収賄の罪に問われている厚生労働省の元職員、中安一幸被告の初公判が開かれ間違いございませんと起訴内容を認めました。
検察側は懲役１年６か月を求刑しました。
日経平均株価は４日続落です。
取引開始時点では１万９０００円台を回復したものの2015/12/24(木) 16:52〜17:13
テレビ大阪１
[Ｎ]アンサー[字]
１日のニュースが３０分でわかる、コンパクトなニュース番組。私たちの暮らしに影響の大きい“意味あるニュース”を深く掘り下げます。
詳細情報
キャスター
【メインキャスター】
森本智子（テレビ東京アナウンサー）
【サブキャスター】
矢内雄一郎（テレビ東京アナウンサー）
【天気キャスター】
村木祐輔
番組内容
１日のニュースが３０分でわかるコンパクトなニュース番組。難しいニュースであっても、私たちの暮らしに影響の大きい“意味あるニュース”を深く掘り下げます。
ニュースのなぜ＝「疑問」に徹底的にこだわり、アンサー＝「答え」を探ります。
特集
「分からない」を「分かった！」にするお手伝いを番組は目指します。
私たちの暮らしに影響が大きい、健康・医療、年金・介護、身近な経済の問題を中心に、暮らしを豊かにするヒントを探ります。
ホームページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/newsanswer/
ジャンル :
ニュース／報道 – 定時・総合
ニュース／報道 – 天気
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード（ステレオ）
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32118(0x7D76)
TransportStreamID:32118(0x7D76)
ServiceID:41008(0xA030)
EventID:48614(0xBDE6)