ニュース・気象情報 2015.12.24


2時になりました。
ニュースをお伝えします。
政府は臨時閣議で中山間地域などの生活環境を改善するため診療所や商店など拠点となる施設の集約を進めることなどを盛り込んだ地方創生の5年間の施策の方向性を示す総合戦略の改訂を決定しました。
それによりますと地方創生の取り組みは、来年度から具体的な事業を本格的に推進する段階に入るとしたうえで、新たに地方創生版・三本の矢を掲げ、情報、人材、財政の3つの面から地域の取り組みを支援するとしています。
そして、中山間地域などの生活環境を改善するため、診療所や商店など拠点となる施設の集約を全国1000か所で進めることなどを盛り込んでいます。
さらに日本を訪れる外国人旅行者の消費額を、これまでの目標の3兆円から4兆円に引き上げることや、ホテルや旅館、飲食店などと連携しながら地域全体の観光戦略を練る司令塔となる新たな組織を全国100か所に整備することを推進するとしています。
来年3月に開業する北海道新幹線の特急料金について国土交通省はJRの申請を認可し、東京と新函館北斗の区間の運賃と指定席の特急料金は、合わせて2万2690円となることが正式に決まりました。
きょうは、国土交通省の藤田耕三鉄道局長が、JR北海道の小山俊幸常務に対し、北海道新幹線の特急料金の案を妥当だとする認可書と、鉄道設備に関する検査の合格書を手渡しました。
北海道新幹線は全席指定席となっていて、普通車の場合で、運賃と指定席の特急料金は東京と新函館北斗の区間で合わせて2万2690円、東京と木古内の区間で2万1340円、それに東京と奥津軽いまべつの区間で、1万9060円と決まりました。
また、今回開業する区間の、新青森から新函館北斗の区間は、合わせて7260円になりました。
北海道新幹線の開業により東京と新函館北斗の区間は、最速で4時間2分で結ばれます。
新しい情報です。
今字幕でもお伝えしていますが、福井県にある高浜原子力発電所の3号機と4号機について、福井地方裁判所は、ことし4月に再稼働しないよう命じた仮処分の決定を取り消し、事実上、再稼働を認める判断をしました。
福井県高浜町にある関西電力の高浜原発3号機と4号機について、福井地方裁判所はことし4月、福井県などの住民9人の申し立てを認め原発の安全性は確保されていないとして再稼働を認めない仮処分の決定を出しました。
これに対し関西電力は異議を申し立て、福井地裁の林潤裁判長は先ほど再稼働しないよう命じた仮処分の決定を取り消して、事実上、再稼働を認める判断をしました。
高浜原発3号機と4号機はことし2月、鹿児島県の川内原発の次に原子力規制委員会の審査に合格し、これまでに福井県の西川知事が再稼働に同意するなど地元の同意は出そろっています。
きょうの裁判所の決定を受けて関西電力は、まず3号機で原子炉に核燃料を入れて検査を受けるなど最終的な手続きを進め、来月にも再稼働させる方針です。
それでは福井地方裁判所前から中継です。
決定が出されたあと住民側の弁護士らが旗を掲げて裁判所から出てくると集まった支援者からは、ため息が漏れました。
再稼働を認めないとした4月の仮処分の決定のあと、担当の裁判官が異動などですべて入れ代わって双方の意見を聞く手続きが進められてきました。
その結果、一転して再稼働を事実上認める判断が出されました。
高浜原発の3号機と4号機について福井県の西川知事はおととい再稼働に同意し関西電力が求めていた地元の同意は出そろっていました。
地元では長年にわたって地域経済を支えてきた原発の再稼働を望む声が少なくありません。
関西電力は裁判所の決定を受けてあすにも3号機の原子炉に核燃料を入れて検査を受ける計画で再稼働に向けて最終的な局面を迎えることになります。
以上、福井地方裁判所前からお伝えしました。
お伝えしていますように、福井県にある高浜原子力発電所の3号機と4号機について、福井地方裁判所は、ことし4月に再稼働しないよう命じた仮処分の決定を取り消し事実上再稼働を認める判断をしました。
これを受けて関西電力はまず3号機を来月にも再稼働させる方針です。
では気象情報です。
午後3時から6時までの天気、日本海側は雨や雪の降る所があるでしょう。
午後6時から9時までです。
西日本から東日本も雨の降る所があるでしょう。
北海道、日本海側では雪が降りそうです。
2015/12/24(木) 14:00〜14:07
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

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