銀魂「最後の5人」 2015.12.23



(さっちゃん)触るなそいつに。
(さっちゃん)私たちの頭に触るな。
(全蔵)さ猿飛。
(また子)ここれは煙幕。
(また子)ああれは!御庭番衆!いくわよんみんな!私たちの頭を全蔵を護れ!
(茂茂)全蔵…。
(銀時)前見て走れ!生き残りてえなら前だけ見て走れ!それが私の将軍の戦いであると。
たとえ無数の仲間の死を踏み台にしても世のため民のため生き延びろと。
私はなぜ将軍になどなってしまったのだ。
私にとっては全蔵もそちたちも護るべき大切な民だというのに。
(神楽)将ちゃん…。
将軍あいつはあんたのダチ公は死んだりなんかしねえよ。
なぜならあいつには俺のダチ公がついてっからだ。
将軍あんたはこんなところで死んだりしねえよ。
なぜなら…。
なぜならあんたにゃ俺たちダチ公がついてっからだ。
(全蔵)どうやら俺は…。
俺たちは務めを仕損じちまったらしいな。
思った以上に敵は強大だったらしい…。
バカ。
ガラじゃないことするなって私に言ったのはどこのどいつよ。
(全蔵)確かに…ガラじゃねえ。
この俺が…猿飛…。
お前に最期を…看取られることになるたぁ…。
もう…足が動かねえ。
行け猿飛。
猫は最期を人に見せねえもんだ。
(さっちゃん)何言ってんのよ。
立って…走るの。
走りなさい!あんたの務めはまだ残ってるじゃない!私たちをおいてどこに行くのよ…。
頭…。
あんたは…あんたたちはその身命を賭して将軍の命をここまでつないでくれた。
里を護ってくれた。
でも…。
本当に果たさなきゃならない務めはまだ果たされていないでしょ。
生きて帰るのよ。
将軍と一緒に…私たちと一緒に。
あの江戸に…みんなで帰るの。
それが御庭番衆である前に将軍である前に友達が果たすべき務めよ。
(新八)わっ…わぁ〜!新八!ううっ…。
《やっぱり一筋縄じゃいかねえこいつらっ!》しょ…将軍様!!
(土方)おい気をつけたほうがいいぜ。
(土方)なんでもこの里にゃ侵略者を阻む…。
(近藤)こわ〜い罠があるらしいから。
近藤さん!土方さん!あっ!
(土方)こいつらまだ!銀さん!神楽ちゃん!やれやれ。
ようやく忠臣のご登場か。
落とし穴から参上とは優雅だねぇ。
そうでもねえさ。
(近藤)岩の透き間に光が見えた気がしたがまだまだ光は遠そうだ。
さてどうしたもんかね。
どうもこうもねえ。
相手が誰だろうがやらなきゃやられる。
それだけだ。
どうやら今や僕たちが将軍様を唯一護れる最後の忠臣みたいですからね。
冗談きついぜ。
よりにもよって最後に残ったのがこれか。
面接からやり直してえ気分だ。
そのまま返すアル。
将ちゃんを護って討ち死にならまだしも…。
(銀時たち)てめえらと心中だけは御免こうむるぜ!相手は夜兎。
あの軍勢とまともにやり合えば勝ち目はねえ。
ガラにもねえ。
やる前から弱音か?聞こえなかったか?まともにやったらの話だ。
ここにまともなやつなんていんのかよ。
うお〜!!
(土方)ちげえねえ。
この人数で夜兎とやり合う時点で…。
まともじゃねえや。
走れえ!!〜将軍様早く!ぐっ!立て〜!くっ…。
早く!走れ!くっ…。
ゴリ!頑丈なのはてめえらの専売特許じゃねえよ!立て走るアル。
土方さん!ヘヘ…。
銀さん!頃合いよ!散れ!おのれ待つっす!追え〜!一兵たりとも逃すな〜!
(武市)また子さん深追いはいけません。
御庭番衆の目的は我々の兵力を分散させることです。
敵の主力は第七師団と交戦中。
これと合流し挟み撃ちにするのです。
(高杉)そっちはもう万斉に向かわせた。
ん?
(高杉)好きにさせてやれ。
どのみち伊賀も現政権ももうしめえだ。
た高杉さん…。
最後の祭りくらい派手にやらせてやるさ。
どどこへ?すべてを終わらせる前に終わらせなきゃならねえやつがいる。
将軍の首をとろうが政権を覆そうがこの世界の首はとれねえ。
あの剣を折らねえかぎり世界は終わらねえ。
んが〜!〜やぁ〜!やれやれ。
将軍の護衛が将軍に護られてたら世話ねえな。
見たとおりだ全員あるもんはパンツの中まで全部ひねり出さねえと生き残れねえよ。
(茂茂)案ずるな空いた背中は互いに護り合うそれがダチ公であろう。
ヘッいったいどこのどいつだ?将軍様にきたねえ言葉を教えたのは。
トモダチンコのほうがよかったアルか?そうかそんな言い方もあるのだな。
(土方)これ以上余計なことを教えんな。
おいおいこの調子じゃまた影武者かもしれねえな。
いや将軍様だ間違いねえ。
俺たちの将軍様だ。
(阿伏兎)やれやれ…。
俺たちを白兵戦でここまでてこずらせるとはこんな星初めてだ。
(阿伏兎)一応こう見えて絶滅寸前の希少種なんだぜ。
もうちょっと丁重に扱ってほしいもんだ。
お前は…。
久しぶりだな嬢ちゃん。
あのあと大変だったんだぜ。
団長にこっぴどくお灸を据えられて。
今度会ったときは手加減すんなってな。
まあこれだけ同胞を狩ってくれた連中だ。
たとえ団長の妹だろうとたとえ団長の獲物だろうと言われずとも生きて帰すつもりはねえが。
ふざけるな!勝手に人の国を踏み荒らしているのはお前たちのほうだろ!フッそうかい?俺には踏み入る前からとっくに腐って見えたが?俺たちが手を出さずとも勝手に腐り落ちるほどにな。
何よりそいつにとどめを刺そうとしてんのはお前ら侍だろう。
俺たちゃやつに借りを返してるだけだ。
どこにいる?やつは高杉はどこにいる?フッ少なくともあんたがこれから行く場所にはいねえ。
道案内は先に送っておいたぜ。
忍に侍仲よくこの国と一緒に滅んでいきな。
悪いがそいつにゃ先導は務まらねえ。
そいつに務まんのはせいぜい…。
(百地)ココアでも飲むか?それとも真っ赤な紅茶か?クッ…。
(2人)副団長!
(百地)立て侍。
(百地)忍もこの国もまだ死んでおらぬぞよ。
百地さん!走れ!生きていたんですね!つうかそれ手裏剣にもなんの?言ったぞよ忍は死んでおらん。
追えやつらを逃がすな!
(百地)やつらが壊滅した忍はこの百地乱破に操られしただの人形。
あのとき死んだ藤林めの郎党どもぞよ。
なっ!
(百地)真の忍の戦はこれからぞ!
(阿伏兎)なるほど。
これが本物の忍法か。
新調した義手と一緒にツケも吹き飛ばしてくれたなら拍手でも送ったが。
またできなくなっちゃったよ。
どいつもこいつも俺の左手に恨みでもあんのか!?でや〜!
(百地)よく聞け。
西の岩壁摩利支天の彫像近くに里の者のみが知る抜け道がある。
(百地)そなたら将軍を連れ伊賀から抜け出すぞよ。
も百地さん!やつらはここでわしらが食い止める。
たとえ伊賀が落ちようともこの国を沈ませるわけにはいかん。
将軍様最後までお仕えすることができぬことお許しくだされ。
百地!
(近藤)忍だけじゃ心許なかろう。
こいつは忍と侍の共同作戦のはず。
なら俺たちにも手柄を分けてもらうぜ。
近藤さん!土方さん!ってわけだ。
さっさと行け。
あとはお巡りさんがついてなくてもできんだろ?待ってお前ら!
(近藤)万事屋。
てめえらとは何やかんやでなげえつきあいになっちまったな。
だが俺たちは今まで一度だっててめえらに仕事を頼んだことはなかった。
それがまさかこんな日が来ることになるとは。
だがもうてめえらくらいしか頼めるやつは…。
任せられるやつは残ってねえ。
てめえらしかいねえんだ。
こいつが真選組の俺たちの最初で最後の依頼だ。
万事屋将軍様を頼む。
承った。
銀さん。
振り返るな。
トシ。
振り返らねえよ。
振り返れば…。
(土方/近藤)報酬の話を切り出される。
心配しなくても報酬はきっちりいただくさ。
あいつらにも将軍様にもみんな生きて戻ってな。
だから今は振り返るな。
前を見ろ。
俺たちゃ見ている方向はバラバラでも帰るべき場所は同じだ。
(さっちゃん)見えた。
全蔵あそこから里を抜けられるはず。
あんたは先に行って。
将軍様も必ず連れていくから。
全蔵?しっかりして全蔵あと少しもう少しだから!死なせないもう誰も。
(さっちゃん)みんなで一緒に生きて帰るの。
《あと少しここを抜ければあの頃みたいにみんなでバカやってたあの頃みたいに。
きっとまた帰れるよね銀さん》帰れねえよ。
もうどこにも。
この国にはお前たちの帰る場所も逃げる場所ももうどこにもねえ。
(武市)やはり抜け道を隠していましたか…。
神威殿が間に合ってくれてよかった。
(神威)阿伏兎のやつのせいでだいぶ出遅れちゃったみたいだけどね。
でもおかげでおもしろいものが見れたよ。
こういうのこの星じゃ「窮鼠猫を噛む」っていうんだろ?いや「無駄な悪あがき」ってんだ。
《弾道をずらして急所を?いったい誰が…》
(全蔵)動くな!動けば全員のケツにこいつをぶっ込む。
(全蔵)痔は一生もんだぜ。
ケツは大切にしたほうがいい。
全蔵…。
(全蔵)立て猿飛。
「一緒に生きて帰ろう」そう言ったのはお前だ。
なのに俺より先にくたばろうってのか?ご…めん…私…。
謝るなよ。
いつも勝手に1人でいくのは俺でいさめんのはお前だった。
なのにお前が俺より先にいこうとすんなよ。
俺はブス専だが猿飛…。
てめえのブサイクな泣きっ面拝むのはもう御免だ。
もう俺の前では泣かせねえ。
死に損ないが私たち全員を串刺しにするより私たちがボロ雑巾を2枚引き裂くほうが早いと思いますが?動くなと言ったのが聞こえなかったか!?
(みんな)うわ〜!
(神威)なるほどシンスケ。
確かに無駄なあがきだ。
ケツにぶち込むとのたまわっていたのは俺たちの目を上に向けさせないため。
そしてこのクナイの雨も…。
(高杉)ただの目くらましだ。
てめえらの小細工は見飽きたぜ。
目くらましなんかじゃねえさ。
てめえら特大のケツの穴におあつらえ向きなとっておきの忍術は…。
もう使ったさ!
(神楽/銀時)うぉ〜!でや〜!
(藤吉郎)あぁ…。
(信玄)往生せい!2015/12/23(水) 18:00〜18:30
テレビ大阪1
銀魂「最後の5人」[字]

今年最後の放送は『将軍暗殺篇』の第四章です。命懸けの戦いの物語は、急加速で展開します。どうぞお見逃しなく。

詳細情報
あらすじ
第38話
「最後の5人」
全蔵の思いを知った御庭番衆は、自分たちの頭目を救うため春雨の艦隊に飛び込む。いっぽう銀時、新八、神楽は、阿伏兎率いる敵部隊から茂々を護るため、必死の抵抗を試みる。近藤と土方も合流し逃走を図るが、敵の追撃は止むことがない。近藤と土方は万事屋に、最初で最後の依頼を切り出すのだった。
※次回の放送は1月6日(水)です。
声の出演1
 坂田銀時:杉田智和
 志村新八:阪口大助
 神楽:釘宮理恵
声の出演2
 近藤勲:千葉進歩
 土方十四郎:中井和哉 ほか
音楽
【オープニングテーマ】
「Beautiful Days」
 唄:OKAMOTO’S

【エンディングテーマ】
「グロリアスデイズ」
 唄:THREE LIGHTS DOWN KINGS
スタッフ
【原作】空知英秋
(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)

【監修】藤田陽一
【監督】宮脇千鶴
【キャラクターデザイン】竹内進二
【脚本】松原秀
【演出】migmi
製作
 テレビ東京
 電通
 BN Pictures

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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