ひるブラ 特選「地域限定!グルメ自慢」 2015.12.23


おっきい。
お昼御飯おいしく食べてますか?アハハおいしい!「ひるブラ」は食欲をそそる魅惑の食材を北は北海道から南は九州までたくさんご紹介してきました。
今日は地域で愛される食材とおすすめのグルメを堪能するえりすぐりの特別編。
まずは兵庫県明石の海で鍛えられたあの2大エースの登場です。
(とよた)今日の舞台は兵庫の明石。
明石といえば高級ブランドとして有名な「たい」。
(和田)そして私たち庶民の味方水揚げ日本一の「まだこ」。
澤部さんこのたことたいで有名な明石のこの商店街「魚の棚商店街」と言います。
魚の棚魚の棚地元の人はなじんで「うおんたな」と言います。
飾りつけもたことたいがこのようにたっぷりとありましてね。
(澤部)メチャクチャ押してますね。
見て下さい。
「全品明石物」と書いてますがここで扱っているもの全て明石で水揚げされたものだけなんです。
奥行ってみましょうか。
ここのお店ならではの特徴があるんです。
ピチピチのたいが2つも取れた。
すご〜い!どうしてこんな売り方ができるのかまとめていますんで見て下さい。
見えているのは明石海峡大橋。
明石のたこやたいはこのすぐ下で取れるんです。
漁場と港が近いんです。
これが明石の特徴なんです。
午前中に水揚げされた魚たちは生きたまま競りにかけられます。
(鐘の音)競りが始まるのは午前11時すぎ。
地元の魚屋が市場で直接買い付けます。
こうして魚はお昼までに店頭に並ぶんです。
こうして運ばれてきたのがこのお魚たちです。
明石に来れば新鮮なお魚が買えるのはこういう理由だったんですね。
ほんとに新鮮なものが集まってるんですよね。
う〜んプリプリ。
おいしい。
プリプリの中にほわっと口の中に広がる甘さ。
これはすごい。
脂がのってるって事ですね?いいものを食べて運動してるので味がすごく良くなっています。
そうか。
やっぱり運動大事なんですね。
そうです。
澤部さん明石はまだこの水揚げ日本一だから明石といえばたこたこたこ!そしてそのたこを新鮮だからこそ食べられる期間限定の珍味があるんです。
それをこちらでご覧頂きましょう。
これ何だか分かります?これねまだこの卵なんです。
うわっ見た事ない。
これ煮つけたものなんですけどこんなふうになってます。
いただきます。
何かねカニ食べてるみたい。
カニ食べてるみたい?違う。
カニじゃないです。
これはたこです。
カニのような身のほろほろした感じが似てますね。
ちょっと繊維感といいますか。
しょうゆで味付けされていましてうんそうなんです。
このたこの卵どのようにできているかというのをご覧頂きたいと思います。
海の中だとこんなふうになっているんです。
うわ〜何これ!?これね後ろにたこがいるでしょ。
たこがいて周りこれが卵なんですよ。
バーッときてる卵。
まるで卵が一つ一つ藤の花が揺れるように見える事からその名を「海藤花」と呼ぶんです。
すてきな名前ですね。
すてきな名前なんですけどそのすてきな名前を付けたのは江戸時代の明石藩の学者さんなんです。
それくらい古い時代からたこがこの明石では愛され続けてきたんです。
これは明石じゃないと食べれないんですか?この卵は。
そうなんですよ。
非常に卵は傷みやすいので新鮮なものしか出せないんです。
ですから産地である明石の周辺でしかなかなか食べる事ができないんです。
澤部さん明石のたことたいのグルメ対決。
このお店はたいを中心にした焼き魚の専門店で明治から続くしにせなんです。
「焼き鯛」は見た目も重要ですよね。
見た目が美しくないと。
専門店ならではの技があるんですね。
こちらへどうぞ。
これが秘密なんですよ。
これ何でしょう?クリップみたい。
ね。
文房具のアレですね。
これどうやって使うんでしょうか?まず下処理した時にエラを取ります。
こうやって焼いてるうちにエラがパカーと開いちゃうんですよ。
それを防ぐためにこうやって焼く前に押さえているんです。
このクリップですけどこのクリップはあそこに挟んでいますように裏を返した時に尻尾がパラパラっとなる時あるんですね。
その時にこうやって形を整えるために。
クリップをはめて片面ずつ20分焼くそうで弱火でじっくりじっくり焼くそうです。
手間暇かけて焼かれたたいは全国から注文が絶えないそうです。
北海道沖縄全国に。
毎朝3時からたいを焼いて最も忙しい年末は3日間で4,000尾を焼かれる。
それぐらい焼きますね。
すごいですね。
全国の皆様に美しいたいをお届けしようと思って。
みんなに是非とも明石のたいを食べて頂きたくて…。
こちらなんですよ。
見て下さい。
「明石焼」なんです。
たこ焼きと間違われる方もいるんですが明石焼はたっぷりの卵にだしをかけてフワフワッと仕上げているんです。
しかも仕上げは菜箸。
卵焼きっておっしゃる方もいらっしゃるそうですね。
ではお願いします。
これはうまそう!出来上がりました。
じゃあいただきましょう。
これは熱そうですよ。
冷たいだしもあるんですがここは温かいだし。
お店によっていろいろね。
一口でいきましたねとよたさん。
う〜ん!熱いしか言えない。
女優さんとは思えない。
更にとよたさん「鯛の漬ける」紹介するの忘れないで下さい。
ごめんなさい。
私がじゃあやりましょうか。
こちらが鯛の漬けるです。
本気で熱がってますね。
こちら鯛の漬けるなんですけどこちら更にこうやってつけて。
あのねこちらの食べ方がありましてまず漬けの段階で味わって頂いてそして鯛につけないで御飯にお茶をかけて漬けはそのままで頂くのがおすすめという事です。
これ食べて下さい。
じゃあ食べる時だけまた登場します。
澤部さんどっち食べたくなりました?どっちも!どっちも食べた〜い!両方優勝です。
(西村)見て下さい。
川の中にお魚がいっぱいおります。
その場所を目がけて美しい放物線を描いて網を広げてもらいましょう。
狙うのは清流の女王アユでございます。
四方から皆さんすかさずしかも潜って魚を追い込みしとめます。
(中澤)そのとおりなんです。
愛媛県内子町のアユ漁はこれが見せ場。
人が潜る網を沈めるアユを閉じ込める。
アミを川底へとしっかり沈めるんですよ。
どんどん輪が小さくなってますね。
これ5人がかりでやってますよ。
それぞれふだん着。
皆さんジーパンとかで潜ってらっしゃいます。
スタジオの美保さんすごいでしょ?
(高木)ちょっとごめんなさい。
笑っちゃった今。
笑わないで下さい。
僕らもちょっと最初見た時はびっくりしました。
でもこれがありのままのふだんの姿ですから。
これがほんとに素もぐり漁ですから。
ウェット着てる人はうちのスタッフです。
高木ここがどんな場所かご紹介しますね。
愛媛県の内子町の小田地区です。
もう山山山。
晴天に恵まれましたザ山里。
その間を清流の小田川が流れていきます。
山の幸川の幸が1年を通して地域の皆さんの食卓に並びます。
まだ先ほどのアユの漁続いております。
大丈夫ですか?皆さん。
冷たくないの?川。
冷たいです。
13℃しかありません今日水は。
こうやってどんどん輪を狭めて中の方に中の方に追い込んでるんですよ。
捕まった今アユ。
手で持ってらっしゃる。
しかもあれを網の上からつかんでるんですよ。
グイッと。
である事をしてしとめるんです。
ほらすばらしい。
詳しい事は地元の人に聞いてみましょうね。
寺井さん寺井さん。
はい。
大丈夫ですか?寺井さん大丈夫ですか?今ね溺れかかってますけど寺井さんはこの小田川では取れない魚がないと言われてるぐらいの漁の名人です。
結構流れ強いんですねもしかして。
あっ取ってくれた!素もぐり漁歴50年の寺井さんです。
寺井さんお疲れさまです。
寺井さんでも溺れるんですね?いやいやいや…。
これ今取って頂いたアユ。
何でわざわざ潜って取られるんですか?石が隙間ができるの。
網と網で。
そこから逃げちゃうから。
下から手を入れると?そうそうそう。
みんなで周りから追い込んだあと。
網で。
上から。
押さえると。
で押さえて?ここをキュツと締めるんです。
そこ締めるとどうなるんです?浮き袋が裂けるんでそれでアユが締まるの。
美保さん聞かれました?アユの浮き袋を…。
グッと。
そうするとアユは静かになっちゃうんだって。
なるほど。
美保さんこれ地元の知恵ですよね。
僕はそういう事知りませんでしたもんね。
もう小さい頃からやってらっしゃるんですよね?まあそうですね。
だって50年以上ですもんね。
更に地元の知恵この漁の知恵はどこにアユがいるかが岩の色を見るだけで分かるらしいんです。
ここら辺は黒い岩が多いんですよ。
黒い岩にコケがつくんでそのコケをアユが食べに来る。
だからコケが取れて黒っぽいのが見えてる方が。
こうやってアユがこそいじゃうの。
こそいじゃうから黒いのが見えてるところが…。
だから見て。
柳のような黒い模様が自然につくんです。
今分かりますかね?アユの歯形?そうそうそうそう。
歯形なの。
これを見つけるためにも潜らなければならないわけなんですね。
さあ美保さん漁はアユだけじゃございません。
いきますよ。
中澤君!そうなんですよ。
高木さん。
見えます?ここ見えます?ここでもユニークな伝統漁がもう一つすぐ始まります。
その時に使う道具を見せますね。
シンプルでばっちり取れる漁。
その時に使う道具がこれです。
高木さんなら見たら分かりますかね。
サザエの貝殻?そう。
サザエの貝殻に穴をあけて80個連ねて中はチェーンを通してるんです。
6メートル。
それを川底に沈めます。
そうしたら漁が始まります。
皆さんいきましょう。
せ〜の!ガーリガリ。
何か言ってる。
高木さん水中の音水中の音。
わ〜すごいすごい。
響いてます。
ゴリゴリ言ってる。
ゴリゴリというかガチャガチャ。
そうなんですよこの音。
ガラガラっていう音がしているのでこれ石の下などに隠れている魚を驚かせて上流へ上流へと追い込んでいくんです。
「ガラ引き漁」って言うんですこれ。
ガラ引き漁。
ガラガラ。
ちょっと待って下さいね。
あともう少しで籠まで行きますから。
私の目の前にはもういますけどね。
いたいたいた!いっぱいいっぱいいます。
すごいすごいすごい!やった〜!どうですか?よっしゃあ!これ地元でカジカと呼ぶ小魚です。
正式名称ヨシノボリと言うんですよ。
3センチぐらい。
生きが良くて手の上にのらない。
もう1回いきましょう。
今度聞いてほしいのは皆さんの掛け声。
せ〜の。
ゴーリゴリ。
さっき高木さんゴリゴリって音にも聞こえるって言ってたじゃないですか。
それ大事なキーワードでカジカは「ゴリ」とも呼ばれる魚なんですね。
そこから生まれた私たちがよく知る言葉があります。
高木さん分かりますか?ゴリラ?違うか。
いや違うんですよ。
五里霧中。
惜しい!…惜しくないな。
こうやって逃げるのを押し切って捕まえてしまう。
ごり押し。
正解!高木さんカジカを知ってゴリの事も知ってもらいましたね。
確実に理解頂けましたね。
ごり押しの由来こういった漁から生まれたの忘れないで下さい。
こんなに息が上がってごり押しの由来をごり押ししました。
取れたアユもカジカもどうやって食べるのかと。
定番はこちらですね塩焼き。
いい具合に焼いてます。
隣にあるこちら分かります?竹筒開けて頂いていいですか。
お願いします。
アユを一匹そのまま入れて香りを閉じ込めたアユ飯です。
更に更にアユを一年中食べたいそういった保存食になるのが甘露煮になります。
すいません私やはり定番ですけど塩焼きいただきます。
どうですか?うまい。
落ちアユっていうのがいいんですよねまた。
せっかくなんではらわたを食べてみます。
やっぱり良質なコケを食べているんで全然コケとか臭みが全くないです。
うまみだけ。
はらわたが逆にうまい。
続いてカジカはどういった料理にするのか。
こちらおみそ汁の中に入れているんです。
「カジカ汁」と地元では呼んでいて欠かせない食卓の一品です。
なに?この濃厚なだし。
これカジカだけ?カジカだけです。
美保さん彼やりますよ。
彼ねピリリと辛いですよ。
小粒ですけど。
これもすごい味持ってる美保さん今日最高です!全国の皆さん来て下さい!内子はいい所。
ごり押ししましょう!来てね〜!2015/12/23(水) 12:15〜12:33
NHK総合1・神戸
ひるブラ 特選「地域限定!グルメ自慢」[字]

地域限定の食材がゾクゾク登場!明石の名物タイとタコ。どちらがお好き?愛媛の山里で見つけたユニークな川漁。アユやカジカを満喫。地域ならではの旬の味をお伝えします!

詳細情報
番組内容
【ゲスト】とよた真帆,西村和彦,【コメンテーター】澤部佑,高木美保,【司会】和田光太郎,中澤輝 〜兵庫県明石市、愛媛県内子町で収録〜
出演者
【ゲスト】とよた真帆,西村和彦,【コメンテーター】澤部佑,高木美保,【司会】和田光太郎,中澤輝

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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