4時になりました。
ニュースをお伝えします。
厚生労働省の監察本部は、マイナンバー制度の導入に向けたシステム設計などの業務を巡る汚職事件で、収賄の罪で逮捕・起訴された職員のほかにも業者から現金を借りたり飲食の付けを回したりしていた職員がいたなどとする検証結果をまとめました。
これを受けて厚生労働省は、きょう付けでこの2人を懲戒免職の処分にしました。
厚生労働省は外部の弁護士などが参加する監察本部を開き、マイナンバー制度の導入に向けたシステム設計などの業務を巡る汚職事件について検証結果をまとめました。
それによりますと都内の情報関連会社に便宜を図った見返りに、現金100万円を受け取ったとして収賄の罪に問われている情報政策担当参事官室の室長補佐中安一幸被告は、ほかにもこの業者から顧問料として現金120万円やタクシー券を受け取っていたほか、飲食の接待も受けていたということです。
また、同じ部署にいた別の元室長補佐もこの業者から複数回にわたって現金合わせて230万円を借りたり、20万円から30万円程度に上るスナックでの飲食の付けを回したりしていたことが本人への聞き取り調査などから明らかになったということです。
これについて監察本部は、再発防止策として抜き打ちで業務監査を行うなどして法令順守の徹底を図るべきだとしています。
検証結果を受けて厚生労働省は、この職員2人をきょう付けで懲戒免職の処分にしました。
解党したみんなの党の渡辺喜美元代表が、化粧品販売会社の会長から8億円を借り入れていた問題で、東京地検特捜部は検察審査会の議決を受けた再捜査でも起訴するだけの証拠がないとして渡辺氏を再び不起訴にし捜査を終結しました。
解党したみんなの党の渡辺元代表は、化粧品会社ディーエイチシーの会長から合わせて8億円を借り入れていた問題を巡って、政治資金規正法違反などの疑いで告発されましたが、東京地検特捜部はことし1月、渡辺氏を嫌疑不十分で不起訴にしました。
しかしことし10月、東京第一検察審査会が、渡辺氏について不起訴は不当だと議決したため特捜部は再捜査を進めていました。
特捜部は関係者から改めて事情を聴くなどしましたが、起訴するだけの証拠がないとして、渡辺氏を再び不起訴にし捜査を終結しました。
渡辺氏の事務所は、第三者委員会の調査で法律上の問題はないとの結論をいただき、検察庁に対しても同様の説明を丁寧に申し上げてまいりました。
その主張が基本的に受け入れられたものと思いますというコメントを出しました。
気象情報、今夜の天気です。
本州付近は高気圧に覆われるため、広い範囲で穏やかに晴れる見込みです。
東北の日本海側は雪や雨の降る所があるでしょう。
(マイケル)
これは極東の国日本を訪れた2015/12/22(火) 16:00〜16:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
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