よく分かりました。
だからすごく身近に感じられましたね今日は。
またいらして下さい。
ありがとうございます。
ではまた来月お目にかかります。
「ワンポイント介護」の時間です。
認知症の方の介護で大切な事は何か症状に応じた介護のポイントを紹介します。
アドバイスして頂くのは介護福祉士の和田行男さんです。
こんにちは。
こんにちは。
和田さん認知症になった方でもまだまだできる事はあるんですよね。
そうですね認知症になるともう何もかもできなくなるとか分からなくなるっていうふうに考えてる方や本当にそういうふうに思って対応してる方が多いんですけれどもそんな事はなくて少し支えるだけでもできる事がたくさんあるっていうふうに理解しておく事が大事だと思うんです。
まずはこちらの例をご覧下さい。
母は最近認知症がかなり進行しているようで家事はもうやらせていません
あ〜お母さんやらなくていいからいいから。
え〜。
いいからいいから。
何で？いいのいいの私やるやる。
はいはい。
あ〜お母さんやらなくていいからいいから私やるから。
えっえ〜。
向こう行って休んでて。
いいからいいから。
私も手伝おうか？ああいいよ。
この間鍋焦がしちゃったしさ。
台所は私に任せて！ねっ！いいからいいから休んでて休んでて。
あらそう…。
認知症が進行している母にはもう何もまかせられません。
さみしいですが「しょうがないかな〜」と思っています
認知症のお母さんをもう何もできないと諦めてしまってるようですね。
とても残念な事でやっぱりもっともっとその人を人として信頼を置いて不完全だから取り上げるっていう事じゃなくて不完全な事は後でそっと支えればいい訳で不完全だけれどもできるんだったらできる事を続けて頂けるように支援して頂きたいなと思いますね。
ただ包丁を持ったり危なっかしいというのも介護してる者にはあるでしょうね。
そうですね。
それは別に認知症でなくてもある訳でやっぱりそっと見守りながら危ないって決めないで決めつけないで危ないから取り上げないで危なっかしいかもしれんけれどもできるんじゃないかなやってみようかなっていうふうに応援してあげる姿勢が大事だと思うんです。
私も手伝おうか？え〜じゃあキュウリ切るのお願いしようかな。
おお〜さすが！上手！ありがとね〜。
じゃあ次ニンジンもお願いしていいかな？うん。
はい。
じゃあ一緒にやろっか。
私は鍋見てるね。
周りの者ができないと決めつけるんじゃなくて一つずつ丁寧にできる事をやってもらうと。
できれば一緒にやる。
それからもう一つは一つずつの事を丁寧に説明をして一つを終えたら次のまた一つっていうふうに進んでいく事が大事だと思うんです。
料理全部はできなくても工程を分ければできる場合もある…。
私たちはこれをしてこれをしてこれをしてっていう手順を踏んでいきますけれどもこの手順をつなげていくっていう事がすごく難しくなるんですね。
だけど一つずつの事はできるんで例えば１＋２＋３だったら１も２も３もできるんだけどこの＋のところができなくなるんでこの＋のところを僕らが支えていくっていう事だと思うんですよ。
認知症になるともう何もかもできなくなる人というふうに思い込まない事とそれから支えがあればまだまだできる事もあるっていうふうに理解する事が大事だと思います。
はい。
認知症になってもまだまだできる事がある。
2015/12/22(火) 15:25〜15:30
ＮＨＫＥテレ１大阪
楽ラクワンポイント介護「認知症（７）まだまだできることがある」[字]
認知症の家族の介護についてアドバイスする「認知症ワンポイント介護」７回目は認知症になっても「まだまだできることがある」講師は認知症ケアの第一人者の和田行男さん。
詳細情報
番組内容
認知症の家族の介護についてアドバイスする「認知症ワンポイント介護」の７回目は「まだまだできることがある」。認知症だから「もう何もできない人」と決めつけないで。家族の支えがあれば、時間がかかっても、たとえ不完全でも「まだまだできることがある」のです。講師は認知症ケアの第一人者の介護士・和田行男さん。
出演者
【講師】介護士・大起エンゼルヘルプ取締役…和田行男，【リポーター】小谷あゆみ，【出演】長谷川耕子，長谷川紀子
ジャンル :
福祉 – 高齢者
情報／ワイドショー – 健康・医療
福祉 – その他
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音声 : 2/0モード（ステレオ）
サンプリングレート : 48kHz
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